2020.06.10
6月9日(火)、5歳児クラスが今年度初となる笹ヶ瀬川プロジェクトに出かけました。季節は初夏。土手のパラペットの向こうにナワシロイチゴの実がたくさんできているのを発見!「ラズベリーみたい!」「食べてみよう!(実が)ゼリーみたい!種があるよ!」と五感で十分に味わったり、「叩き染めをしたら色が出るんじゃない?」と予想をしたりしていました。
見つけた花や草や虫などをルーペを使ってじっくり観察しました。「ちっちゃいところまで見える!」と驚いていました。ジグモを見た子は「毛が生えてる!」と発見していました。ヒルザキツキミソウの花に息を吹きかけると花びらが開くことを発見した子は、繰り返し楽しむ姿が見られました。男児は虫探しに夢中になり、自分でチョウやクビキリギス、カナヘビを捕まえることができ、どの子も誇らしげに喜び、じっくり観察を楽しんだり、友達に見せてあげたりしていました。アジサイの花をじっくり見た子は花びらが4枚あるものと5枚あるものに気付いていました。
ワンダーパワー(五感+心)を使ってしっかりと感じ、さらに不思議なこと、すごいと感じたことについて頭を使って深く考える時間となりました。帰園後、今日心に残ったものやことを発見カードに絵と字で書いて、一人ずつ皆の前で発表しました。
発表を聞いていると、笹ヶ瀬川プロジェクトなど自然体験が一人一人の感性の深まりや思考力・想像力の育ちにつながっていると感じることができました。プロジェクトを通して、より一層センス・オブ・ワンダーを磨き、感じたこと、考えたことを発表したり、深く探究したりしていってほしいと思います。