2023.11.18
11月15日(水)岡山大学教育学部幼児教育講座に在籍する1・2年生の学生の皆さん総勢35名が3・4・5歳児クラスを対象に『ミニ運動会』を開催してくださいました。
この行事は、企画・準備・実施まで、全てを学生の皆さんが中心となって行っていただきました。きっとこの日を迎えるまでに学生の皆さんは、何度も試行錯誤を繰り返して準備(作り物)をされ、(入念に)リハーサルを重ねてこられたのだと思います。事前にいただいた手作りの招待状も子ども達は大喜びでした。
当日は、午後からの開始ということもあって、4・5歳児クラスが開会式から参加し、3歳児クラスも途中から加わりました。運動会のテーマはズバリ『お仕事体験』。色々な職種や職業体験が運動会の一環したテーマになっていました。
どの種目も日頃慌ただしく過ごしている保育現場では到底真似することができないような楽しい色合いの遊具や道具がたくさん入っており、進行役や補助役などの役割分担も明確で、我々にも学ぶべきことがたくさんありました。
内容的には、体操にはじまり、サーキット遊びや玉入れやリレーで構成されており、日頃から親しんでいる運動遊びが多かったので、子ども達はすぐにルールを理解して参加することができました。
そして、全ての種目において色々な仕掛けや工夫が凝らされており、子ども達はワクワク・ドキドキ感を存分に味わいながら、消防士さんやお医者さん、パン屋さんや農家さん、宅配屋さんに変身することを喜びながら、参加しました。
最後は、学生の皆さんが色々な職業人に変身してパラバルーンを披露!これも園で行うそれとは違った表現が満載で、学生の皆さんの一生懸命さも伝わってとても感動しました。また、会が終わってから、子ども達に学生さんからメダルのプレゼント!将来なりたい自分になれる特別なメダルに子ども達は大喜びでした。
今回のミニ運動会を通じて、広義の環境を通しての保育・教育とは、色々な年代や立場、性別の人が色々な方法や形で、子どもの成長に寄り添い、関わることがとても大切であることを改めて知る機会となりました。今後も、地域や学生など、色々な人やモノとの『関わりやつながり』を大切に、子どもにとって、より良い保育環境を引き続き追究していきたいと思います。
今回、企画・準備・実践をしてくださった学生の皆さんと先生の情熱と行動力、そして、子ども達に楽しんで貰いたい!という思いが子ども達にとって何よりの嬉しい思い出になりました。素晴らしいミニ運動会をありがとうございました。