2023.11.17
11月13日、待ちに待ったこの日、つる植えの時からお世話になっている地域の方と認定こども園の友達と一緒にファームにて収穫祭を行いました。長期的な暑さで芋の生育が心配されましたが、土を掘り進めていくと、出てくる出てくる立派なおいも。「おおきい！」「ながくてバナナみたい」「いっぱいくっついてる」地域の方が子ども達が掘りやすいように土をおこしてくださったり、掘る場所を優しく教えてくださったりして、たくさんたくさん収穫できました。
今年は”鳴門金時”と安納芋”の2種類を300株近く植えていました。種類が違うと葉や芋の色も違うことに気付いたり、「たべたらあじも、ちがうかな？」と予測を立ててみたり…芋から出てくるデンプンに「ねちゃねちゃする！」「おさとうみたい」と発見したり…ただ掘るだけではなく、子ども達なりにそれぞれの気付きを持ちながらの大収穫祭となりました。 ファームのイモを持ち帰った後、園でイモ鍋作りです。こちらも地域の方にご協力いただき、大鍋3台で作りました。
掘ったイモを全部並べてみると、すごい数に驚く子ども達。そして鍋から漂ってくる”いいにおい”に待ちきれないようすの子ども達。待っている間に”自分が発見したこと”を発表したり、聞いたりして過ごしました。この日の昼食のメニューは、もちろんイモ鍋、そして地域の方にいただいた新米でのおにぎり。まんまるこども園の子ども達が漬けた梅干しを入れて、自分達でおにぎりを結びました。
さて、みんなで囲んでの昼食の時間。「おいものいろがきいろい！」「あまくてとろとろしてる」「おいしい」おかわりもたくさんしました。梅干しはちょっぴり酸っぱかったようですが、心のこもった新米はとても美味しかったようです。
地域の方に支えられ、収穫祭は子どもたちにとって実りある、とても心に残る経験になったと思います。地域の皆様、ありがとうございました。
