2022.11.01
10月31日(月)、まんまる園で芋鍋パーティー。5歳児クラスの子ども達がエプロンに三角巾をつけて調理を担当します。当日は栄養士の先生にも参加してもらって、お出汁(種類や匂い)についても教えてもらいました。まずは食材を切っていきます。子ども達はサツマイモの固さに苦戦しながらも、これまでの経験を活かした慣れた手つきでサツマイモやダイコンを切り分けてくれました。
次にお鍋に火をかけ、食材を煮ていきます。ぐつぐつ煮えてきたころ「お鍋の中で野菜がダンスしてみたいだよ」と声をかけると「聞かせてー!」。鍋に木材をあてて、耳をすますと木を伝って鍋の中の音が聞こえてきます。完成した芋鍋はもちろん青空給食でいただきました。自分たちが作った芋鍋が美味し過ぎて何人かはカメラの方すら向いてくれませんでした。まぁ、それだけ美味しかったということで…お許しください。
「園児が生活と遊びの中で、意欲をもって食に係る体験を積み重ね、食べることを楽しみ、食事を楽しみ合う園児に成長していくことを期待する」。これは、こども園教育・保育要領の中の『食育の基本』に掲げられているものです。コロナ禍になって3年…多くの制限の中で子ども達に窮屈な思いをさせてしまっている場面もあるかもしれません。子ども達が食体験を通して、食材の恵みや食の循環、そして食を取り巻く環境について興味・関心をもち、自分の体を大切にできる人間に育っていくように、これからも食育環境を整えていきたいと思います。