2021.07.30
普段からたくさんの生き物に触れる生活をしている子ども達。春にはチョウやダンゴムシ、梅雨期にはカエルやカタツムリ、夏にはカブトムシ、クワガタ、セミ。その季節の生き物を育て、大事にお世話をしています。そんな中、クラスにペープサートのバッタさんが遊びにやってきました。そのバッタさんは、どうやら住むところがないようです。「バッタさんが住める原っぱを作ってあげたい!」という子ども達の思いから原っぱや森、虫作りがスタートしました。まずは森や原っぱを作り虫が住む場所を作りました。その後数日間かけて虫たち(バッタ、カブトムシ、クワガタ、トンボ、セミ、チョウチョ、)を作り、原っぱや森に連れて行ってあげることに・・・。「バッタは原っぱがいいな」「カブトムシは木の蜜を食べたいと思う」など、それぞれの虫をどこに連れていくかを自分達で考えながら、マジックテープを使って虫たちを貼り付けました。とても賑やかになった虫の森を見て、「うわあ、すてき!」「虫がいっぱいだね!」と大喜びの子ども達でした。
その後日、原っぱや虫たちの森で虫取り大会をして遊びました。帽子をかぶり、虫かごを持って、森にお出かけ気分でアトリエに隠れている虫たちを探しました。ロッカーの中やカゴの中、棚の奥など、いろいろな場所に隠れていた虫たちを、そっと捕まえたり、「こっちにたくさんいるよ!」と友達に教えてあげたりしながら探すことを楽しんでいましたよ。最後には、「逃がしてあげよう」と優しく木や原っぱに虫たちを帰してあげている姿もみられました。
今回は子ども達の創造の森で遊びましたが、いつも触れたり、お世話している実体験を通じて、虫たちへの思いや愛情がたくさん詰まった素敵な活動になりました。