2021.04.30
4月28日、姉妹園の御南認定こども園からプレゼントが届きました。それは園庭のサクランボの木にたくさんなった実です。それを使って園内でジャム作りを行いました。
まずは5歳児クラスの子ども達が、衛生面に配慮しながらサクランボの種抜きを行いました。職人のように丁寧に実から種を取り出してくれましたよ。
木になっているサクランボと種取りをしたサクランボを匂い比べて、「種を取ったサクランボのほうが甘いにおいがするよ!」と気づきを口にする姿が見られました。
サクランボの実とお砂糖、レモン汁をお鍋に入れて煮詰めていきます。子ども達が順番に鍋をのぞくと…「赤や茶色だ!」「なんかいい匂い!」「なんか変なにおい!」と驚きや不思議さを感じていたようでした。
1歳児クラス~5歳児クラスの子ども達が昼食後のデザートとしてクラッカーに乗せていただきました。「あま~い」「ちょっと酸っぱいね」「ほっぺが落ちそう!」などと美味しくいただくことができたようです。
食後に4歳児クラスのある男児が、メインで作っていた5歳児クラスのところへ行き、「美味しかった~ありがと~」と声を掛け、5歳児クラスの子ども達は嬉しそうな表情で「どういたしまして!」と言うほほえましい場面が見られました。
今後も、旬の食材を子ども達が調理に参加したり、目の前で調理したりしていただくことで食のありがたさ、楽しさ、旬の味覚などを感じることができたらと思います。また、今回のように人と人とのつながりや感謝の気持ち、人の役に立つ喜びも感じ合えると良いなと感じました。