2021.01.23
年が明けて早くも20日が過ぎました。年長クラスは日増しに卒業、そして小学校生活への期待感が高まっています。そんな中、22日（金）、子ども達が楽しみにしていた焼物作りを行いました。講師の先生は夏の土粘土遊び以来となる陶芸家の十河隆史先生です。粘土は夏の土粘土遊びで使用した粘土を十河先生がご自宅で再生してくだったものを使わせていただきました。
十河先生から活動の概要を聞いた後、子ども達はそれぞれに新聞紙を丸めて芯を作り、その上に粘土を丁寧に重ねていきながら少しずつ自分の作りたかったものへと形を整えていきます。子ども達は言葉も少なめに黙々と作品制作に打ち込み、さながらアトリエ内は陶芸工房のようでした。
作業を開始して約1時間が経過… 動物や虫などの素敵な作品が姿を表しはじめました。子ども達も「楽しかった！」「（次）焼くのが楽しみ！」と自分や友達の作品を見て満足そうな表情を浮かべていました。
完成した作品は一度素焼きされて次は2月に園庭で野焼きします。土と火によって生み出される素朴な中にどこか強さを感じる芸術「陶芸」。
園生活の締め括りとして、卒業制作を通じて、子ども達にモノづくりの面白さと唯一無二の作品を生み出す陶芸の魅力を伝えていきたいと思います 。
十河隆先生HP https://t-pottery.com/about/
