2020.11.17
今週は温かい秋晴れが続いています。3歳児クラスは久しぶりに秋がいっぱいの笹ヶ瀬川にお散歩に行きました。
秋の笹ヶ瀬川はナンキンハゼが紅葉し、オギも銀色に輝きながら風になびいて本当に美しい景色が広がっています。子ども達は果敢に草むらの中に入ってバッタやカナヘビを捕まようとしたり、土手に咲いているコスモスやキバナコスモスなどの花やナンキンハゼなどの実を摘んだりして約1時間、笹ヶ瀬川の散策をたっぷりと楽しみました。
中でも、個人的に感動したのは、帰り際、男の子が綺麗なまんまるタンポポの綿毛を見つけて「あっタンポポ!」とやさしく近づき、保育者が摘んであげると園まで吹かずに大切にそーっと持ち帰り、担任に「先生、みて、宝物みつけたよ。(教室に)かざって」と伝えたことです。知らない内に子ども達は自然から優しさを学び、自ら感じた感動を他者に伝えようとする心の育ちに触れることができた瞬間でした。