2020.07.03
新型コロナウイルス感染症の影響で延期していた4歳児の笹ヶ瀬川プロジェクトを梅雨の晴れ間の6月29日(月)に始めることができました。4歳児にとって2年目となる笹ヶ瀬川プロジェクト。昨年よりもじっくりと感じて自然のおもしろさや不思議さを感じていきました。
どんな生き物に会えるかな?と楽しみに出発!子ども達はワンダーパワー(五感+心)を使って笹ヶ瀬川の自然散策を始めました。初めに、鼻を使ったクイズ!匂いだけをヒントに匂ったものと同じ草を探しました。子ども達はすぐにそれがヨモギだと分かり、皆見つけることができていました。
その後は、川岸の草むらから聞こえる虫の鳴き声にじっと耳を澄まして見たり、ナワシロイチゴの実を食べて「甘酸っぱいね」と味わってみたり、クズの葉っぱを叩いて大きな音を鳴らして遊んだり、小さなバッタをたくさん見つけてつかまえたり、アリの行列などを見つけ「どこまで続いているんだろう?」とどこまでも続く行列を追いかけたりして、どの子もワクワク・ドキドキするものを発見して楽しむことができました。
また、男の子を中心にトンボやチョウなどの虫取りにも夢中になりました。ハグロトンボ、ウスバキトンボ、シオカラトンボ、モンシロチョウなどを自分で見つけて、アミを持って追いかけました。昨年からの経験があり、捕まえると、触りたい子は手をチョキにして虫の羽を優しく持つことができました。驚いたことには、どのこも捕まえた虫を持つのを友達に代わってあげたり、すすんで見せてあげようとしたりすることができていました。
身近な自然を散策する笹ヶ瀬川プロジェクトを通して、自然への愛情と人に対する愛情の両方が育まれていけばと思います。