blog

  1. ホーム
  2. まんまるこども園ブログ
  3. 梅雨入り

2025.06.12

梅雨入り

6月9日、中国地方が梅雨入りしました。平年より3日遅く、昨年より11日早いそうです。梅雨は1年間に降る雨の4分の1がこの期間に集中する季節…人間にとっては鬱陶しい、じめじめした印象ですが、植物や動物にとっては命がきらめく季節です。昨日、姉妹園の馬屋下まんまるこども園に行ってみると、さっそく子ども達がホタルを見せてくれました。この時期ならではの楽しみ方の一つですね。

さて、御南まんまるこども園でも第2園庭や園庭のあちらこちらで夏野菜などの栽培物やアジサイやアサガオなどの植物が自然の恩恵を受けて生き生きと生長しています。

因みに、このサツマイモは5月の終わりに地域の池葉須さん(池葉須のおじちゃん)と3歳以上児クラスの子ども達が一緒に植えた紅はるかと安納芋です。サツマイモはここ数日の雨でしっかりと根が付き、空に向かって元気に葉を広げています。子ども達も日々に生長を楽しみにお世話をして、毎日のように発見したことや感動したことを伝えてくれていますよ。秋にはきっと美味しいサツマイモがどっさり収穫できるはず!

その後、園庭に移動すると、ひまわりが随分大きくなって、いつの間にか2歳児の子どもの背丈よりも高くなっていたり、ゴーヤとアサガオがつるを伸ばしてネットに上手に巻きついていたり、立派な赤いイチゴが実っていたりと梅雨の合間に戸外に目を向けてみると色々な生命の営みや不思議に触れることができます。

そして今日は、朝から雨があがっていたので数日ぶりに3歳以上児クラスは公園に行き、子どもも大人も草抜きをしました。約10分間の草抜きでしたが、思いの外子ども達が頑張ってくれたお陰で、公園の一角が見違えるように美しくなりました。『数は力なり』集団の力の大きさは凄いです。草抜きの後、子ども達に「どうして公園の草抜きをするのかな?」と聞いてみると「(公園が)キレイになるから」、「草が茂ると遊べないから」、「草に栄養を取られて他の植物が困るから」といった意見が聞かれました。知らない間に子ども達の科学的な思考力は育まれ、自分たちの行動に意味付けすることができているんだな、と少し嬉しくなりました。

これからも、子ども達と一緒に梅雨ならではの楽しみ方を日々の発見や驚きの中で模索しながら過ごしていきたいと思います。


ページの先頭へ