2020.06.22
６月18日（木）まんまるこども園で栽培し、収穫した野菜を３歳以上児クラスの子ども達がそれぞれのクラスで先生たちと調理して食べました。
まずは３歳児クラス！タマネギとジャガイモを使って、まんまるこども園名物のピザを作りました。タマネギを切るときには、「涙が出ちゃうよ！」や「辛い匂いがする！」など、ジャガイモを切るときには、「皮を剥くと中が黄色！」や「切るときに音がする！」など、子ども達から驚きや気付きの声が聞かれました。切った野菜とチーズをピザシートに乗せ、ピザ焼き器のスイッチ、オン！「できた？」「チーズがトロトロ～！」「おいしそう！」できたてのピザを食べると、「おかわり！」とすぐに完食して言っていました。
続いて４歳児クラス！自分たちで栽培・収穫したジャガイモを「ポテトにしたい！」という子ども達の声から、皮つき焼きポテトを作って食べました。一人ひとつジャガイモを丁寧に洗い保育教諭が細切りにしていきました。それからホットプレートで焼いていくと…「じゅうじゅう音が聞こえるね」と耳をすまして聴いたり「ジャガイモの匂いがしてきたよ！」と匂いも嗅いだりしながら焼きあがるのを待ちました。「きつね色になっているよ！もういいんじゃない？」ということで完成！待ちに待った焼きポテトを口にした子どもたちは「幸せ～」「美味しい～」と味わっていました。また、たくさんできた焼きポテトを他のクラスにもお裾分けしてあげましたよ。
最後は５歳児クラス！ジャガイモ、タマネギ、そして朝採れのピーマンを使い、“カレー作り”に挑戦！タマネギとジャガイモの皮をむき、丁寧に洗って、包丁で切ります。栄養士の先生に切り方を教えてもらいながら丁寧に切ることができました。
そして、鍋に具材を入れていきます。最後には、隠し味のりんごとスキムミルクも入れます。 グツグツと煮込むしばらくの時間、調理中に浮かんだ子どもたちの疑問、たまねぎを切るとどうして涙がでてくるのか、煮込むと出てくる“あく”の正体はなにか、について話し合い考えたり、具材が３大栄養素のどこに分類されるのかを栄養士の先生に教えてもらったりして、食の知識を深めました。
「カレーのいいにおいがしてきたよ！」「はやく食べたい～！」と子どもたちの期待は高まり、ついに完成！ 一口食べると「おいしい！」「ピーマンあまいよ！」「隠し味のりんごみつけた！」など、口々に喜んで食べる子どもたちでした。
まんまるこども園ではこれからも生きていく基礎としての食育体験を大切に考え、野菜の栽培やそれらを使った調理、実食などを通して、命のつながり、食への感謝、食の味わいなどを感じていきたいと思います。
