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2024.12.28

新しい年を迎えるために

新しい年の歳神様に来ていただくための鏡餅を作るため、こども園でお餅つきを行いました。神事なので、先生たちも割烹着を着てお餅を丸めました。

子ども達は、普段食べている『うるち米』と『もち米』を見比べ「なんだか小さくて白いね!」とその違いに気づいていました。お餅は、お正月や結婚式など特別な日に食べられてきた特に大切なもの。お正月に鏡餅を飾ると、その家にはその年の神様(歳神様)が来てくださるといわれています。

準備もできていよいよお餅づくり!最初は給食室でもち米を蒸らしてもらって、熱いもち米を石臼に入れた後、杵でぎゅっ、ぎゅっ、とつぶし(ここ一番大事!)、ついていきます!二人が交互につくたびに、子ども達は「よいしょー!」「よいしょー!」と元気に声を出して応援してくれました。

ほどなくして鏡餅が完成!鏡餅が丸い理由は諸説ありますが、「円満」を表すことや古代から神聖なものとして大切にされた鏡をかたどったなどと言われています。完成した鏡餅を子ども達に見せると、大きなお餅に皆大喜びでした。

2臼目からは、5歳と4歳の子ども達が交代でつき、つきたてのお餅は3歳以上児でいただきました。味は、きなこと砂糖醤油から選びました。少しずつよく噛んで食べてみると、「やわらか~い!」「おいし~い」といった声が多く聞かれました。※(参考)お餅は提供する大きさは勿論、もち米の種類によって固さが違ったり、食べる前に湯通しすることで喉に詰まりにくくなったりします。

次の日から、子ども達がクラスでも新年を迎えるための大掃除をはじめました。各学年ごとに自分たちが使っている保育室や道具などを丁寧に拭きました。身の周りが美しくになると、不思議と心まで美しく整ってきますね。

園でついた鏡餅は玄関ホールに飾っています。保護者の方から手作りのお飾りもいただいたので、北門に飾らせてもらっています。

2024年ものこりあと僅か。保護者の皆様、地域の皆様、園を支えてくださる関係者の皆様方、本当にありがとうございました。

2025年、巳年もよい1年になりますように。皆様、良いお年をお迎えください。

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