2020.05.16
以前から保護者の皆さんに呼びかけ、持ち寄ってもらったタマネギの皮で、5歳児クラスが布(綿)と毛糸(ウール)の染めを行ないました。
園庭でくどに火を焚き、お湯が入った鍋にタマネギの皮を入れて染料を作ります。しばらくすると上の写真のようなオレンジ色に。お鍋の中はどんな音?ということで木の棒をイヤホン代わりにして鍋の音を聞くと…「パチパチ」「カンカン」「ブクブク」など人によって様々な音が聞こえたようです。
沸騰した染料に布を入れて待つこと約20分、さらにぬるま湯に溶かしたミョウバン液に浸けること15分、オレンジ色に染まった布がみるみる美しい黄色に!水で良く洗うとますます色が冴えて美しく光る金色の布が完成です。今回使用した布は綿ローンという素材で、一般にはハンカチ染めなどによく使用されており、通常の布と比べて非常に薄く、染めムラも出にくいので染め上がりがとても美しいですよ。
染め上がった布を広げると、子ども達は大喜びでした。この布や毛糸を何に使うかは、皆が揃ってから考えたいと思います。