2024.06.14
今日も朝から気温は30度を超え、梅雨を通り越してさながら夏が来たようです。さて、6月11日と13日に1・2歳児クラスの生活保育参観を行いました。この参観は、通常の保育に加えて給食の参観も行っています。
1歳児クラスは、保育室で友達や保育者と好きな遊びや興味のある遊びをじっくりと楽しむ姿を観ていただきました。いつもとは違う環境と雰囲気に多少緊張が見られた子もいましたが、参観に来られた保護者の方のご協力もあって、普段どおりの園生活のようすを観ていただくことができました。その後はパネルシアターや絵本、歌と続き、給食参観です。
給食参観では、給食場面を参観していただくのは勿論、後半は会場を移して、担任から最近のクラスのようすや当日の保育内容との関連についての話、また、栄養士からは当日のメニューの説明後、保護者の方に一部試食もしていただきました。
園では『健康な生活の基本としての食を営む力の育成に向け、その基礎を培う』ことを目標に、様々な食育活動に取り組んでいます。中でも毎日の給食は、子どもの身体の成長を担う大切な役割を果たしています。試食後、保護者の方からは「美味しかった」「薄味だけど食材の味が感じられた」「毎日どんなものを食べているのかを知ることができて良かった」などの感想が聞かれ、こちらも残食はゼロでした。
2歳児クラスも、保育室での好きな遊びの場面をとおして、1歳児の頃から少し成長して、友達同士や先生との関わり、言葉を用いた交流や、ルールの大切さに気付いて遊ぶ場面を観ていただきました。その後の給食参観では、食具を用いて食べたり、友達同士で和やかに食事を楽しんだり、また、保育者の声かけによって意欲的に苦手な食材にも挑戦しようとする姿などを観ていただきました。
夏に向かって気温は益々上がり、それと共に食の安全管理も難しくなります。まずは安全が保障された給食の提供を維持しながら、引き続き旬の味や素材そのものの美味しさを追究していきたいと思います。そして、保育では子ども達の大好きな水遊びがはじまります。子ども達が暑い夏を安全に、快適に過ごす中で、喜びと感動に満ちた保育環境を工夫していきたいと思います。