2020.03.05
3月3日(火)、子ども達が大好きな、アスエコ所長・山田哲弘先生(てっちゃん先生)に来ていただき、てっちゃん先生を先頭に16名の5歳児が笹ヶ瀬川へ自然探検にでかけました。早速、見つけたのは小さな青色の花をたくさん咲かせた『オオイヌノフグリ』。花言葉は『春の喜び』です。子ども達は、温かな日差し、気温、花や植物の生長などから春の訪れを感じ、『きっと虫が出てくるに違いない!』『もっといろんな草花を見つけたい!』と散策を始めました。子ども達が予想した通り、ナナホシテントウが見つかり、虫かごの中をテントウムシの家にしてあげたり、これまでの笹ヶ瀬川プロジェクトで見つけてきたヨモギ、カラスノエンドウ、スイセン、ノゲシなどの花を摘んで身に付けたり、ひっつき虫(コセンダングサ)をてっちゃん先生に付けたりして、それぞれに楽しみながら遊びました。
特に、虫探しにはどの子も夢中になり、湿った草陰を黙々と探したところ…「やった!つかまえた!」と目当てのカナヘビを見つけて保育者や友達に見せてあげたり、触らせてあげたり。その姿は自信に満ち溢れていました。生き物探しの体験から自然への感性や諦めずに探し続ける力、生き物の命を大切にしてつかまえる力など非認知能力や自己肯定感の育ちにつながっているなと感じた1ページでした。また、殻に入ったカタツムリを観察していると、「わあ!体が出てきた!」「見て!角が出てきたよ!」と驚き、喜ぶ姿も見られました。じっくり観察する中で生き物の命や不思議さと出会い、親しみをもち、自然を愛しているようすが見られました。あと、1ヵ月もすればどの子も小学生。笹ヶ瀬川でてっちゃん先生や友達、先生たちと体験したことを心の原風景にこれからも自然を愛し続けてほしいなと思います。