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2024.04.22

保護者会総会・教育講演会

4月20日(土)保育参観後、会場を御南認定こども園に移して令和6年度の保護者会総会と教育講演会を開催しました。保護者会総会は昨年と同様、会場とオンラインのハイブリッド開催とし、教育講演会は会場のみで行いました。

保護者会総会は、会長挨拶からはじまって、令和5年度の事業報告や決算報告、新役員紹介や会則の説明、令和6年度の事業計画や予算について、内容の承認をしていただきました。引き続き、令和6年度も保護者会役員の皆さまには、交通安全を第1の目的として1年間活動を行っていただきます。よろしくお願いいたします。

その後、教育講演会を行いました。講師は、2018年の講演会講師以来6年ぶりとなる岡山イオン内環境学習プラザ『アスエコ』所長の山田哲弘先生です。また、山田先生(てっちゃん先生)は、園保育の大きな柱である身近な環境を用いた自然体験『笹ヶ瀬川プロジェクト』の共同開発者でもあります。そんなてっちゃん先生から今回は『子どもと自然~今こそ大切にしたい原体験~』という演題で約1時間の講演をしていただきました。

内容抜粋;原体験によって人は『心が動く』、それによって人は動き、それがワンダーパワー(5感+心)の源となる。情報化社会に生きる現代人が抱える深刻な問題は自然体験(直接体験)の乏しさ。世界的に有名な人物(ノーベル科学賞受賞 福井謙一博士等)の幼少期の原体験を紹介。

『自然を大切にする』=『地球を大切にする』、身近な自然を守ることは地球を守る心の育成につながる。笹ヶ瀬川は御南の子ども達にとっての原風景そのもの、ぜひ親子で季節毎に姿を変える笹ヶ瀬川の自然を楽しんでほしい。

最後に、てっちゃん先生から会場の保護者の皆様に、親子で自然体験をする際の3つのお願いとして、①子どもと(身近な)自然を5感で楽しむ。②子どもが発見したことを共有し、認める(承認)。③子どもが捕まえた生き物を(できるだけ拒否せずに)親子で見つめるという話がありました。(下の写真は先日の4歳児クラスの笹ヶ瀬川プロジェクトのようす)

幼少期~小学校低学年期は子ども達が感性を養う上で最も大切な時です。この時期に原体験をしっかり重ねた子どもは、小学校中学年以降に今度はそれらを自分の知識として理解し、解釈できるようになります。まずは親子で身近な自然に出かけていき、子どもの心の動きに共感してみては如何でしょうか。

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