2024.01.06
能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。そして、一日も早く、安心して過ごせる日々が戻られますことを心から願っております。
園では、1月5日に1年間の無病息災を願って七草粥づくりを行いました。最初に職員が今年の願いごととして『かがやく えがお みなんの子』・『がんばろう日本』を書き、子ども達にその意味と思いを伝えました。
その後、0歳児～5歳児クラスの子ども達は、それぞれの発達に合わせて七草ばやしを歌いながら棒で七草をリズム良く叩いたり、包丁でスズナ（蕪）やスズシロ（大根）を切ったりして七草粥づくりに参加しました。そして、この日はとても天気も良かったので、園庭に竈を出して調理を行いました。途中、鍋の蓋を開けると湯気が湧き出して子ども達は「わぁ、いい匂い～」とワクワクが止まらない様子。出来上がった七草粥を一口食べると「（蕪や大根が）甘い！」「美味しい！」と大好評！その後も食は進み、瞬く間に鍋の中の大量のお粥は無くなっていきました。
また、この日は前日に子ども達がファームで収穫したスズナ（蕪）とスズシロ（大根）を使っておでん風の煮物と大根葉の炒め物も七草粥の隣で作りました。ファームの豊かな土で育った真っ白い蕪と大根…美味しくないはずがありません。これも子ども達はペロッと平らげてしまいました。
今年は、これまでになく不安の多い年明けとなってしまいましたが、子ども達には、どのような世の中になっても、その中に希望を見出し、夢を持って生きていける、そして、困った人や自分よりも弱い人がいれば、助けてあげられるような人に育ってほしいと思います。今年もよろしくお願いいたします。
