2023.12.27
12月26日はとても温かい日だったので、4歳児クラスで笹ヶ瀬川周辺をお散歩することにしました。
途中、青空の中をトビが大きな羽を広げて飛んでいました。近くを飛ぶ度に子ども達は「トビだ!」「トビってあんな色(茶色)だったんだ」「かっこいいなぁ!」など、口々に印象を伝え合いながら、身近な野鳥に興味津々でした。
いつも訪れている笹ヶ瀬川も冬は景色が全く変わります。オギは銀色から茶色へ、ノイバラも赤い実、ナンキンハゼは白い実をたわわにつけ、植物たちも冬ごもり…子ども達も思わず言葉なく目の前の景色に見入っていました。
そして、今度はこれまで行ったことのない道を歩きました。子ども達はお散歩前に交わした交通ルールを守る約束を最後まで守り、ワクワク・ドキドキの発見を楽しみながら、歩くことができました。本当に子ども達って知らない間に成長するものですね。
その後も散歩は続き、約45分間地域をしっかりと歩くことができました。幼児にとって散歩は、体力の向上にも効果は大きいとは思いますが、それ以上に美しい景色だったり、鳥の綺麗な鳴き声だったり、空気の味だったり、風の強さだったり、植物を触った時の感触だったり、色々な刺激を環境から受けることができ、更に、それらを心で感じ、記憶することができることだと思います。来年も、豊かな自然環境を生かしたお散歩をとおして、子ども達のセンス・オブ・ワンダーの感性を豊かに育んでいきたいと思います。