2023.12.01
３歳児クラスの子ども達が久しぶりに笹ヶ瀬川に行きました。虫が好きな子は虫、ナワシロイチゴを食べたことが印象に残っている子はナワシロイチゴなど、それぞれの期待をもって園を出発。
着いてみると、前回、初秋に行った時と比べて、虫が中々見つからなかったり、一方でナンキンハゼが紅葉して白い実がついていたりと、景色がガラッと変わっていることを発見。また、色とりどりの落ち葉を見つけては落ち葉かけを楽しむ子ども達もいました。季節が変わると自然も表情を変えることを目の当たりにした子ども達でした。
また、笹ヶ瀬川からの帰り道にファームに立ち寄り、小松菜の収穫体験を行いました。収穫後、子ども達から「スープにして食べたい」との声があがったので、園に帰って小松菜と一緒に収穫したホウレンソウを使って即席のスープを作り、給食の時間に美味しくいただきました。「さっき自分たちが収穫した野菜が食べられてうれしい」、「小松菜ってこんな味なんだ」などと感じながら、野菜が苦手な子もペロリと完食していました。
この季節は、昆虫やカナヘビなどの生き物は中々見つけることはできませんが、その代わりに、オギやナンキンハゼなどの美しい自然が目の前に広がっていて、それを眺めているだけでとても穏やかな気持ちになります。子ども達も、風の冷たさや陽の温かさを感じたり、水面を泳ぐ川鵜の群れや光が反射して水面がキラキラと輝く笹ヶ瀬川を見たり、この季節ならではの発見や景色を楽しみながら、冬の笹ヶ瀬川をのんびりと歩くことができました。
