2019.09.02
8月30日(金)、園のホームページを作成・管理していただいている友野印刷から3名のスタッフさんが来園され、5歳児の子ども達と自分だけの自由帳作りを体験させてくれました。これは、友野印刷が考える社会貢献事業の一つで、印刷で余った紙を未来に向かって成長していく子ども達にとって有益な形で還元できないかということで始められたプロジェクトです。この日は、事前に子ども達が描いた絵を、自由帳の表紙として印刷してきてくださっていました。自分で描いた絵が縮小されて本の表紙になるなんて、素敵ですね!
自由帳の作り方は、本紙となる白い紙を3回2つ折りする→好きな色の紙を2つ折りにして挟む→表紙を2つ折りにして挟む→ホッチキスで3か所を留める→製本テープで背表紙を貼るという工程です。製作が始まると、どの子も真剣に、また丁寧に手順を思い出しながら取り組みました。途中、失敗も経験しながら形を完成させることができ、形になった時にはどの子も満足感で誇らしげなようすでした。最後はスタッフさんに端をカッターでカットしていただいて完成!友達同士で見せ合って喜んでいました。僕も、小学校の時に社会科見学で木村屋の工場に行き、そこで食べたバナナロールの味を今でも覚えています。こうした実際に仕事をされている方とのふれあいや作業は子ども達の記憶の中に残り、働いている人への憧れにつながるのではないかと思います。
自由帳は一人2冊作らせていただき、さらにお絵かきなどで使えるようにと、たくさんの紙もいただきました。完成したうちの1冊は、降園時に保護者の方に自慢げに見せて、家庭に持って帰りました。大切に使ってくれることと思います。
友野印刷様、本当にありがとうございました。