2023.03.17
３月１６日（木）年長クラスの子ども達が最後の年間行事であるデイキャンプを行いました。但し、正確にいうと、今回は2日がかりの壮大な計画になっています。まず前日の午前中に、この日の昼食の食材を求めて、地元のスーパーに皆で歩いて買い出しに行きます。
そして、当日。この日は朝から大忙し。自分たちで決めたルールのある遊びを楽しんだ後、昼食（シチューとサラダ）づくり。年長クラスなので基本的には『自分でできることは自分で』をテーマに、食材を切ったり、野菜をちぎったり、サラダドレッシングづくりをしたり…。前日に自分たちで食材探しに行ってからか、いつも以上に主体的に調理に参加する姿が見られました。
その後、一休みした後はおやつ作り。食べ物作ってばっかり（笑）。おやつは手作りパンに初挑戦。事前に職員が発酵までさせておいた生地を使って、子どもが自分で生地を伸ばして竹櫛に生地を巻き付け、炭火で５分程焼きます。『できるだけ子ども達が自分たちで全ての工程が楽しめるように』と試行錯誤を重ねたパン作り。焼き色はそれぞれですが、味はどれも格別！だったはず。その後、リクエストが多かったビックマシュマロ焼きにも挑戦。口の回りを真っ白にしながら、美味しそうにマシュマロを頬張りました。
そして、楽しかったデイキャンプもいよいよクライマックス！時刻は夕方の6時過ぎ…保育室内で保護者の方に見守られる中、子ども達が入園してから今日まで経験してきた楽しかったことや嬉しかったこと、記憶に残っていることを皆で話し合い、伝え合って感動を共有しました。その後、すっかり暗くなった園庭に出て皆でキャンプファイヤー行いました。
キャンプファイヤーは皆で火を囲み、自然の不思議さや温かさを感じたり、仲間との一体感を感じたりしながら、行いました。途中、炎が消えそうになるアクシデントもありましたが、保護者の的確なサポートにより難を逃れることができました。これも手作りの行事ならではの良い思い出です（反省していますが…）。
そうこうしている間に陽も落ち、炎も小さくなったのでデイキャンプは無地終了となりました。遅い時間まで参加してくださった保護者の皆様、最後まで園と子ども達の思いに付き合ってくださいましてありがとうございました。
（おまけ）今朝、たくさんの保護者の方から「デイキャンプ楽しかったです！ありがとうございました！」という喜びの声が聞かれました。子ども達にとって最良の環境とは、どんなハードでもなく、園と保護者が子どものことを真摯に考え、良好な協力体制を構築することだと考えています。卒業を目前に控え、子ども達にとってまた一つ、忘れられない思い出が一つ生まれました。
