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2022.12.06

初冬の里山でキツネに変身

気温がぐっと下がり、冬の訪れが感じられる12月初頭に5歳児クラスは岡山県自然保護センターに遠足。ガイドは、いつもお世話になっているセンター研究員の阪田睦子先生(むっちゃん先生)です。

この日のメイン活動は午後のお面作りです。用意していただいた白無地のキツネのお面に好きな葉っぱなどを貼って作ります。むっちゃん先生にお手本を見せていただき、それぞれイメージを膨らませた後、散策に出発。普段はセンター内の物は採集することはできませんが、この日はお面作りのために気に入った葉っぱや花びら、小枝などを集めながら歩きました。また、散策の途中では、これまでの遠足で教えていただいたカワセミの巣やネムノキ、イノシシの足跡などについてより詳しく教えていただきました。

そして、午前中一番盛り上がったのが、落ち葉バクダン遊び!むっちゃん先生が全力で子ども達と遊んでくれ、子どもも大人も一緒になり落ち葉を全力で投げ合うとても楽しい時間となりました。

午前中の最後は、センターが日本で一番多くの数を飼育しているタンチョウについて教えていただきました。鳥インフルエンザの影響でゲージの中にいるタンチョウしか見ることができませんでしたが、水を飲んだり、ご飯を食べたりしているところを見ることができました。また、むっちゃん先生に本物のタンチョウの羽を見せてもらったり、卵の殻を触らせてもらったりしました。センターに遠足に来るたびに見せていただいているので、タンチョウの食べ物や背の高さ、トサカのことなど、とても詳しくなった子ども達でした。

そしてお待ちかねのお弁当タイム!手作りのお弁当を食べて元気モリモリになった子ども達はセンター棟周辺を散策して、落ち葉や小枝などを拾った後、いよいよお面作りがスタート!午前中に集めた葉っぱや木の実、小枝などの中から、好きな物を好きな場所に貼っていきました。

「(ツバキの種は)耳にしたいな」「花びらをほっぺたにするんだよ」「枝をひげにしたいけどつけれないな」「これは一番大きいキツネだよ」「僕のは神様のキツネだよ」などつぶやきながら作り、一人一人の工夫やこだわりがたくさん見られました。完成したお面をつけてみるとこんな感じ!

全員のお面が完成した後、キツネになりきって、今話題?の『キツネダンス』。色とりどりのキツネが踊っている感じでとても可愛らしかったですよ。お面の付け方にもそれぞれこだわりがあったようです。

楽しかったお面作りが終わり、むっちゃん先生にお礼を言ってお別れした後は、ピクニック広場~虫の原っぱ~エントランス広場までてくてく歩き、途中の虫の原っぱでは、僅かな時間ではありましたが、フキバッタやキリギリスの仲間、チョウチョ、カエルなどを数匹見つけることができ、喜んでいました。

今回の遠足で、5歳児クラスが自然保護センターを訪れるのは最後になります。里山にしかない不思議でワクワクするような景色や、5感で感じる楽しい遊びの準備など、全力で遊んでくださったセンターの先生方には感謝しかありません。今後も子ども達にとって自然保護センターが大切な場所であり続けますように、ぜひご家庭からも自然保護センターに遊びに出かけていただければと思います。

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