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2022.12.10

音楽参観

12月8日・9日の2日に分けて3歳児クラスと4歳児クラスの音楽参観を行いました。両日とも初冬らしい本当に気持ちのいい空の下での参観となりました。

まずは3歳児クラス。今年は夏の終わり頃からなぜか『おばけ』にどハマりした子ども達。その後も西洋のお化けや怪物に興味は広がり、ハロウィーンで大爆発!その時の勢いそのままに参観当日を迎えました。参観では大好きな歌を1曲と体や手作り楽器を使った音遊び、そして絵本『おおきなかぼちゃ』の劇遊びを行いました。

普段通りの和やかな雰囲気の中、子ども達はお友達と声や音を合わせたり、かぼちゃやお化けの役になりきって、全身で音楽や表現を楽しみました。劇遊びの振付けやセリフの一部は子ども達がアイデアを出し合って取り入れています。

4歳児クラスは、大好きな歌2曲と絵本『きりかぶのきりじいちゃん』の劇遊び、そして、その劇遊びの中で最後に合奏を行いました。歌『そらでえんそくしてみたい』では、ゆったとした曲調に挑戦して、やさしい気持ちや世界観を楽しみながら美しい歌声を会場いっぱいに響かせました。劇遊びでは大好きなわらべ歌を取り入れ、お気に入りのわらべ歌を自信満々に発表することができ、会場内も自然と拍手と笑顔に包まれました。

今回の音楽参観は、両クラス共に、テーマ性を持って、ていねいに活動に取り組み、それを継続することで子ども達の想像力や意欲を十分に高め、本番に臨むことが叶いました。それには、園児や保育者の努力は勿論ですが、参観する側、つまり保護者の方のご協力が欠かせません。温かい雰囲気の中、手拍子や拍手で子ども達を応援してくださった保護者の皆さまには心より御礼申し上げます。

また、歌や劇遊びについては、元岡山県立大学教授の岡﨑順子先生にご指導いただき、『全身を楽器にして音楽を楽しむ』ことを子どもも保育者も学ばせていただきました。子ども達も岡﨑先生の頭の先から出てくるような美しい歌声に導かれるように、段々と皆の気持ちが一つになって、良い表情で、美しい歌声を奏でることができるようになりました。岡﨑先生、お忙しい中、ご指導いただき、ありがとうございました。

そして、季節はこれから本格的な冬を迎えます。子ども達のファンタジーの世界が冬の冷たい空気の中でより美しく、そして輝きながらどこまでも広がっていくように、これからも保育環境を整えて、ていねいな保育を心がけていきたいと思います。


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