2022.09.10
子ども達が大切に育てた野菜を使って、卵・乳フリーのピザを作りました。今回収穫したのは3歳児の子ども達。3歳児は主にピーマンやパプリカを中心に育ててきました。
クッキングするときにピーマンのおなかを縦と横に切ってのぞいてみました。「たねがいっぱいだ!」「(切り方で)たねの見え方が違うね」子どもが収穫したピーマンは種から育てたものです。ピーマンのおなか(中)から種が出てきたことへの発見は驚きと感動をもたらしたようでした。「そのたね、うえたらまたピーマンできるかな?」そんな疑問をもった子ども達。種はとっておきまた次へつなげたいと思います。
他の野菜(ナス、トマト、バジル)は、4・5歳児の子どもたちが育てたもので、このピザ作りに是非どうぞ!とおすそ分けしてもらいました。今回は、卵、乳フリーということで、ピザ生地に色とりどりの野菜とオリーブ油とお塩をふって、ピザ窯に投入!!10分もすると保育室中にこんがりいい匂いが…。
給食のあと、「ピーマンおいしい!」「レモンみたいにいいにおいが(バジル)する」と素材の味をしっかり感じながら、美味しくいただきました。
続いて5歳児クラスは、梅干し用にも育てていた紫蘇で『しそジュースを作り』。洗って、煮て、色の変化を楽しんで・・・
煮出した紫蘇の汁にクエン酸を加えると…。「うわーきれい!!」さらに鮮やかな色に変わり、子ども達からも感動の声があがりました。味わって見ると、見た目通りに「おいしい!!」と感激する子もいれば、匂いや味が少し苦手な子もいたようでした。
子ども達は、自分達で育て調理したものは少々苦手でも、「おいしい!」と喜んで食べてくれます。そのような経験を小さいクラスから積み重ねていくことで、食についての興味をより深めたり、五感を使って食べることの楽しさを味わってほしいと思います。食欲の秋…こどもたちと相談しながら次は何をつくろうかな。