2021.12.10
4歳児親子の遠足と同日、5歳児クラスも岡山県自然保護センターへ遠足に行きました。5歳児にとっては何度も行った場所で、ワクワクドキドキがいっぱいの大切なフィールドです。
今回ガイドしていただいたのは、センター副所長の池本先生(いけぽん先生)。ご挨拶をして、危険生物の話、約束などを聞いた後、早速散策に出発!まずは、松葉やマツボックリを発見。マツボックリを食べるリスは実は松笠の中にある種が好きなんですって。そして、アカマツの木は岡山の県木なんだそうです。ご存知でしたか?その後もネムノキにマメのさやが付いていることを発見したり、土壁にできた穴(カワセミやノネズミの巣)を見つけたり、木に水平に生える「サルノコシカケ」がキノコだと教えてもらったり、じっくり探索して、観察することを繰り返しながら午前中の活動を終えました。
お家の方が作ってくれたお弁当を食べて、午後からは野草園へ水辺の生きもの探しに出かけました。棚田のあぜ道から水路にいる生き物をアミを使って捕まえました。最初はみんな泥にはまらないように恐る恐るでしたが、段々と慣れて積極的にアミを水の中に入れてすくうようになりました。すると泥と一緒にヤゴ(トンボの幼虫)やコオイムシの仲間、ドジョウなどが見つかり喜びの声があがると「見せて見せて」とどんどん子ども達のやる気がアップしていきました。
友達や先生と一緒に男児も女児も「~を絶対捕まえるぞ!」と一生懸命探すことなんと1時間以上!それぞれが捕まえた生き物を持ち寄り、種類ごとに大まかに分け、センターの先生が作ってくれた生き物カードを見て名前を当てていきました。その結果、オニヤンマのヤゴ、ギンヤンマのヤゴ、シオカラトンボのヤゴ、イトトンボのヤゴ、メダカ、マツモムシ、ゲンゴロウ、メダカ、ドジョウ、アカハライモリ、ニホンアカガエルなど、そして大物のタガメも 捕まえました!池本先生から「水から出していると息ができなくなるんだよ。」と教えてもらい、水の生き物の扱い方を学びました。捕まえた生き物はじっくり観察した後、優しく元の場所=生き物のお家へ帰してあげました。
今回の遠足では、じっくり時間をかけて生き物探しをすることができ、今まで触れたことがなかった生き物にもたくさん触れることができて感動をたくさん味わうことができました。たくさんの準備をして受け入れてくださった自然保護センターの皆さん、子ども達がワクワクするようなガイドをしていただいた池本先生。本当にありがとうございました。