2021.12.06
12月2日(木)、4歳児親子が念願の親子遠足へ出かけました。行き先は御南保育園時代から変わらず通い続けている岡山県自然保護センター(和気町)。御南こども園の子ども達にとっての原体験のルーツといえる里山の冬を親子で楽しみに行きました。
当日ガイドしていただいたのは自然保護センターの阪田先生(むっちゃん先生)とボランティアの山田勝先生(まさる先生)です。駐車場で出迎えてくれ、危険な生き物などについて話してくださいました。早速散策しながらセンター棟へ向かって出発!道中ネムノキの幹にはシカが角を研いだ痕があることを教えていただきました。みんなビックリ。事前に用意してくださっていた落ち葉スペースではガイドの先生と一緒に「それ~!」と落ち葉のかけ合いっこを満足するまで楽しみました。その後、タンチョウゲージの前までてくてく歩き、タンチョウの羽や卵を間近で見せてもらいました。タンチョウの迫力ある飛翔姿を今度は生で見るのが楽しみになりました。
道中ではドングリやマツボックリなどの木の実、美しい落ち葉などを親子で集めながら進んでいきました。道の途中ではたくさんの美しい景色に出会うことができましたよ。
センター棟に到着するころ、子ども達のお腹はすっかりペコペコ。そして、ついに待ちに待ったお弁当の時間!手作りのお弁当を親子で美味しくいただきました。その後、保護者の方には阪田先生から「自然体験の大切さ」についての講話を聴いていただきました。保護者の皆さんにとって自然体験と子育てについて立ち止まって考える良い機会となったようです。
さて、お腹もいっぱいになったところで午後の活動開始!午後は午前中に集めた落ち葉や木の実を使って、親子で画用紙に貼ったり、ペンで描いたりしてアート作品作りをしました。どの家庭も真剣に黙々と作品作りに取り組みました。みんな一生懸命考えて形の面白さや色の美しさを生かした作品ができました。最後にできた作品を皆の前で紹介し、どの子も満足げな表情で、大切な作品を作って持ち帰ることができました。
ガイドの先生方にお礼を言って別れた後は最後のお楽しみのおやつタイム!美しい池や山、そこで生きる水鳥たちを眺めながらゆったりとおやつを食べました。
保護者の方にとってゆったりとお子さんに関わることができ、里山の自然を味わうことができる貴重な機会となったようです。参加いただいた保護者の皆さん、ガイドいただいた阪田先生、山田先生本当にありがとうございました。さぁ、来年の春はどんな遠足にしようかな?今から楽しみです。