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2021.10.29

まんまる収穫祭

春から育てていたサツマイモが大きくなりました。今日はみんなで収穫祭。2歳児・3歳児の子どもたちが芋堀をして、5歳児の子どもたちがサツマイモを使ってイモ鍋(豚汁)を作りました。4歳児の子どもたちは、エダマメ(黒豆)を育てていたので、そちらを収穫しました。

2歳児クラスの子ども達は張り切って数人でツルを持つと、しっかりと足を踏ん張って「うんとこしょ!どっこいしょ!」と引っ張りました。抜けたツルの先に芋がついているのを見つけると、「わー!」「お芋あった!」と目を輝かせて喜んでいました。その後、手で土を掘っていき、芋の先っぽだけでも見つけると夢中になって掘ったり、引っ張ったりして「とれたー!」「大きい!」と一人一つ以上のたくさんの芋が収穫できました。

3歳児クラスの子ども達も力を合わせてツルを引っ張ってみました。すると…ころころっとおいもが顔を出し「あった~!」と大喜び!ツルを引っ張った後は土を掘りながらサツマイモがひょこっと顔を出すたびに「あったよ~!」「これは大物か~?」と大興奮で楽しんでいました。

4歳児クラスの子どもたちはエダマメを収穫し、茹でて皆で味わいました。春から水やりをして大切にお世話をしてきたました。「大きく膨らんだエダマメがいっぱい!」と、喜んで収穫しました。割れて中の実が赤くなっているのを不思議そうに観察したり、エダマメをイモムシが食べているのを発見したりする子もいましたよ。収穫し終わって、皆で採れたエダマメの数を数えてみると、なんと300個以上!「たくさんとれたね~!」と大喜びでした。 その後 皆で大きな鍋を囲んで、茹であがるのを待ちました。「なんだかお湯まで緑色だよ」「おまめの匂いがしてきたね」と、いろいろな発見をしていましたよ。そして、ついに茹でエダマメが完成!「美味しいね」「甘かったよ」と、どの子も顔をほころばせながらエダマメの味を味わっていました。

そして5歳児のイモ鍋(豚汁)作り。 まずはニンジン、ダイコン、サツマイモを子ども達が切っていきました。硬い部分は保育教諭と一緒に切りながらもできるところは自分でしっかりと切ることができてました。その後、鍋に具材を入れるところをみたり、鍋の中を覗いたりしてみました。「ごぼうの匂いがする!」「具材が浮いてきてるのはなんで?」と給食先生に質問する姿もみられました。具材を煮ている間に給食先生に出汁の話と3色食品群の話を聞きました。出汁は、甘い、しょっぱい、すっぱいなどの味の中でも「旨い」という味があることを教えてもらい実際にこんぶ、かつお、いりぼし、しいたけの出汁を見たり匂ったりしました。食品群の話では、お昼ご飯に20個も食材が入っていることや色んな物をまんべんなく食べる大切さを教えてもらいました。
できあがった豚汁は今日はテラスで食べました。自分たちで切った太かったり細かったりする野菜に「これ僕が切った分かな~」と言ったり「出汁の味どれだろう」と意識したりしながら秋の味覚を味わいました。

どのクラスの子どもたちも、自分達で育てた野菜を収穫する喜びを体いっぱいに感じたり、味わったりすることができた収穫祭となりました。

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