2021.04.23
4月19日(月)、澄み渡るような晴天に恵まれた朝、5歳児クラス笹ヶ瀬川土手へ向かいました。
御南まんまるこども園では、3歳児クラスの時から季節ごとに地域の自然を散策する『笹ヶ瀬川プロジェクト』を行っています。身近な自然である笹ヶ瀬川の土手をフィールドにワンダーパワー(五感+心)を使って生き物や植物と触れ合う中で、自然のサイクルを実感したり、センス・オブ・ワンダーや自然を愛する心が育くまれたりすることが活動のねらいです。子ども達が心の原風景をもつことができ、それが将来、郷土愛や自然の大切さを伝えたりする心につながればと考えています。
今回は5歳児クラスに進級して初めてのプロジェクト!そこで、ワンダーパワーに感じたことを『頭』で考えることを加えました。綿毛の付いたタンポポ。「ふぅーっ」と吹いても飛んでいくのとなかなか飛ばないものがあり、何でだろう?カワラナデシコの仲間がたくさん生えており、触るとぶつかって音が出る!面白いと同時に何でだろう?たくさん考える姿が見られました。
小さなバッタ、テントウムシなどもじっくり探してたくさん見つけることができました。テントウムシがいそうな場所をちゃんと分かって探す姿にこれまでの経験が生かされているのだなと感じました。またカナヘビも見つけることができて喜びを感じることができた子ども達。友達同士見せ合ったり、触りあったりする姿が見られました。
帰園前にまだ小さな生き物は逃がして、また大きくなってから捕まえにこようと話をして逃がしました。カナヘビは「飼いたい!」「ちゃんとお世話する!」という子ども達。飼育は大変かもしれませんが、生態を調べたり、餌を与えたりして世話をし、生き物に親しみをもち、その命を大切にすることを一緒に学んでいきたいと思います。