2021.04.21
御南まんまるこども園の第1期卒業児は、この春から小学2年生。彼らはこども園時代、環境学習センター「アスエコ」所長の山田哲弘先生(てっちゃん先生)に3年間引率していただき、笹ヶ瀬川プロジェクトを行ってきました。
そんな第1期卒業児が小学生になってからも心の原風景である笹ヶ瀬川へ行き、てっちゃん先生とともに自然を散策する『笹ヶ瀬川プロジェクト2nd』を4月10日に行いました。
笹ヶ瀬川でてっちゃん先生から“ワンダーパワー(五感+心)を使おう”ということや危険な生物の話を聞いた後、散策開始!卒業児達はこども園時代に覚えていた植物の名前などは忘れている姿がありましたが、ワンダーパワーを使って感じたことは覚えており、スイバの茎をかじって「酸っぱい!」と言ったり、「白い豆ができる木よな?(ナンキンハゼの木)」と言ったり、葉っぱを手の上に乗せて叩いて音を鳴らそうとしたり、ヨモギの葉や色とりどりに咲いた花を匂ったり思い思いに楽しむ姿がありました。
虫取りアミを持ってチョウチョを追いかけて捕まえた卒業児達。アミからどうやってチョウを取り出すか、またどうやってチョウチョを持つか…こども園時代にしていたことを振り返りながらやってみる姿が印象的でした。また、枯れ草の下をじっくりと探し続けて大きなカナヘビをつかまえることもでき、大きな喜びを感じていました。
さすが小学生!と感動したことは捕まえた虫をとても自然に友達同士で見せ合ったり、触りあったりしていたことと、「カナヘビのオスとメスはどうやって見分けるの?」など生物への疑問がたくさん聞かれたことです。幼児期からの自然体験の積み重ねから自然への探究心が大きくなっていることに成長を感じることができました。
次回は夏に卒業児の皆と会えたらと思います。引率いただいたてっちゃん先生、本当にありがとうございました。