2020.12.11
12月9日(水)4・5歳児クラスの子ども達が冬が到来した笹ヶ瀬川で自然散策を行いました。今回は4・5歳児はペアを編成し、5歳児が4歳児をガイドするという設定です。5歳児クラスの子ども達は事前に4歳児の子ども達に紹介したい生き物や植物を調べに行き準備万端。子ども達の意欲も高まったところで出発です。
石段に座り、5歳児の子ども達が作ったビンゴカードに目をキラキラさせて見入る4歳児の子ども達。それを得意げに「一緒に探そうね!」とガイドする気満々の5歳児の子ども達の微笑ましい光景からプロジェクトはスタートしました。
この日は思いのほか温かく、イナゴやショウリョウバッタ、カナヘビなどの生き物たちもたくさん日向ぼっこに出てきてくれていました。また、ナンキンハゼやノイチゴやノブドウの実を子ども達は宝石のように集めました。川には、たくさんのカモ、風に銀色のオギが揺れる笹ヶ瀬川は本当に美しく、実は今が一年で一番美しい季節のように感じます。
1時間近く自然散策を楽しみ、ビンゴカードも見事クリアした子ども達。帰園後はアトリエで綿毛の本を保育教諭に読んでもらって活動を締めくくりました。
今年もこの笹ヶ瀬川プロジェクトを通して子ども達は一年を通して美しい自然に触れ、親しんできました。きっとこの経験や感動は子ども達の心の原風景として、いつまでも心の中に輝き続けると思います。次回は来年の春、どんな驚きと発見が子ども達を喜ばせてくれるのでしょうか。楽しみです。