2026.02.23
2月19日(木)、園近くの公園で、昨年見事J1に昇格したファジアーノ岡山のコーチに4・5歳児クラスを対象としたサッカースクール(1回目※全2回)を開催していただきました。(※晴れの国トップアスリート派遣事業)


午前9時30分、4歳児クラスからスタート。ファジアーノのチームジャージを着た2人のコーチが子ども達を明るく出迎えてくれて子ども達も笑顔で元気に挨拶。子ども達もこの日をとても楽しみにしていたようです。そして、この日のコーチはスミコーチとユウちゃん(コーチ)です。




最初はボールは使わずに鬼遊びから徐々にボールを使った活動へと移行していきます。とはいえ、はじめからサッカーをする訳ではなく、ボールの上に座ってバランスをとったり、ボールとお散歩を楽しんだりしながら、バランス感覚やボールを自分の近くに置いたり、思った場所に止めたりする技術を学びました。



後半は、ドリブルの基礎やシュート練習、ビブスを着用してチームに分かれてゲームをしたりしながら、ファジアーノのコーチと一緒に約1時間、サッカーをたっぷりと楽しみました。普段サッカーに興味をもちにくい子も、この日は本気でボールを追いかけ、 友達と一緒に 喜び、悔しがり、互いを称え合うことで充実感と達成感を得ることができました。

続いては、5歳児クラス。基本的な活動の流れは4歳児クラスと同じですが、所々で難易度が上がっていたり、自分たちで考える場面が多くあったり、ゲームでは4チーム(男女2チームずつ※キーパーなし)に分かれて、より活動量を増やした上で皆で協力してボールをゴールまで運んだり、守ったりしました。




その中で興味深い場面がありました。普段子ども達はゲームをする際にキーパーをたてます。というより、キーパーは 子ども達の中で 人気のポジションです。この日もいつものようにゲームの前に「(自分は)キーパーしたい!」「いや今日は僕!」といったやりとりが始まりました。それを聞いたコーチは、「今日はファジアーノからコーチが来て、そのルールの中でサッカーをしているよね。なので、(さっきも伝えた通り)このゲームにキーパーは必要ありません」というものでした。

何でも自分で考えて、自分で決めることが重視され、その積み重ねによって子どもの主体性が育まれるといったような間違った(偏った)解釈は、 子どもの可能性(社会性や責任感)を逆に狭めているのではないかと思うことが間々あります。今回のコーチの毅然とした対応は、自分達(保育者)が未来を生きる子ども達に本当に伝えなければならないことと重なった気がしました。




サッカースクールは3月にもう1回あります。子ども達がこの体験から何を得て、次にどう生かしていくのか楽しみです。ファジアーノ岡山の2名のコーチには2時間にわたり子ども達を本気でご指導いただき、ありがとうございました。次回もどうぞよろしくお願いいたします。
