2026.02.13


2月9日(月)、5歳児クラスの子ども達は土粘土を使った卒業制作①の続きとして園庭で野焼き体験をしました。講師の先生は①に引き続き玉野市在住の陶芸作家 十河隆史先生(T-POTTERY)です。


野焼きは事前の準備がとても重要で、大量の炭をあらかじめ作っておく必要があります。これが暑くて中々な重労働…。その炭をブロックと耐火煉瓦でつくった窯に敷きつめて、その中に十河先生の工房で一度素焼きしていただいた子ども達の作品を丁寧に窯の中に置いていきます。




窯の中の温度はおよそ600℃!側にいるだけで熱がじんじんと伝わってきます。途中、子ども達は木の枝を窯の中に投入したりしながら、炎の力によって自分の作品の色や表情が変容していく様子( 炎の近くは黒くなり、炭の近くは元々の茶色が濃くなる )をじっと見守っていました。また、作品を窯から持ち上げてバケツに入れた瞬間に『ジュ~』と大きな音を立て、水蒸気が舞い上がる様子に子ども達は都度驚いて、『シューって音がしたよ』『水の中で色が変わった!』『なんで?』と、発見したことを口々に教えてくれました。

完成した作品を玄関やホールに展示していると、お迎えの時に子ども達は自分や友だちの保護者の方に「僕の(私の)はコレ!」と作品を紹介し、特長や工夫したことを作家のように得意げに説明していました。また、クラス以外の保護者の方も子ども達が作った土粘土に興味津々なようで、個々の作品をじっくりと鑑賞される方が多くおられました。

土粘土を使った卒業制作は毎活動後に行われる十河先生との振り返りと試行錯誤によって進化し、回数を重ねる度に子ども達が意欲的に参画し、表現を楽しむことができる活動に育ってきているように思います。土と炎、子ども達の手によって生まれた独創性溢れる作品は、卒業式で子ども達に記念品として贈呈する予定です。 十河隆史先生には、工房で素焼きしていただいたり、当日以外にも何度も園に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。 次年度も引き続きよろしくお願いいたします。