2025.11.18

11月15日(土)、爽やかな青空の下で、『まんまるプレイミュージアム2025』を開催しました。ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。




朝9時15分スタートだったので、こんな早い時間に人が来てくれるかな…と多少心配しましたが、9時過ぎからポロポロ…9時10分を過ぎるとドワァーと人が集まってきてくれて、倉敷市立短期大学『子どもの劇場』の劇には延べ110名を超える親子がホールで観劇してくださいました。



実は今回の『子どもの劇場』の人間劇は日程の関係で1年生3人だけの小集団、しかも引率者不在で会場設営から本番、片付けまで全て3人でこなさねばならず、中々の緊張感を伴う公演となりました。それでも可愛い白ウサギの衣裳に身を包み、精いっぱい役を演じきった3人の学生さんに感謝、感謝の大拍手!ありがとうございました。

続いて、地域の公民館の文化祭に職員が出演させていただき、職員による手遊びと朗読劇『わんぱくだんのまじょのやかた』を披露させていただきました。
これは、ひかさチャイルドから出版されている絵本をベースに朗読劇用にアレンジを加えて(内容は変わりません)、 さらに今回は対象が幼児であることから、聞くだけでなく参加型の朗読劇の可能性を模索しながら創り上げた力作です。




満員の公民館の実技室、園児や姉妹園の子ども達、親子連れの方や地域の方がたくさんご来場くださり、多くの方に私たちの劇を楽しんでもらえてとても嬉しかったです。観劇してくださった皆さん、ありがとうございました。

そして、大急ぎで園に帰ってきてからは、この日のメインイベント『3人の素敵な演奏者によるミニコンサート』。演奏者のヴァイオリン 仁熊美鈴さん、ヴィオラ 景山奏さん、チェロ 佐古健一さん の3名はいずれも今まさに第一線で活躍するプロの演奏者で、園行事でこのような方々の生演奏を目の前で聴けることはとても幸運なことだと思います。同日の夜に別のコンサートも控えた多忙な中、3人の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。



また、今回のプレイミュージアムで初出店いただいた倉敷市の『ひょん』の皆様にも大変お世話になりました。天気が良すぎて冷たい飲み物が品切れになってしまうハプニングはありましたが、体にやさしいデカフェのコーヒーやカフェラテ、リンゴジュースを提供していただきました。ありがとうございました。



そして、会期中、来場者の方々には各クラスやアトリエに展示した園の保育実践や子どもの作品をじっくりと観ていただきました。いつもの保育参観と違って、親子でじっくりと作品鑑賞ができるのもプレイミュージアムの特長で、親子で喜びや感動を共有できる機会にもなっているように感じます。




また、給食室から手作りおやつ(ショコラブラウニーと芋羊羹)も来場者に提供させていただき、園で取り組んでる食の安全や旬の食育についてご紹介する機会になったように思います。




今回は、延べにして300名を超える来場者をお迎えすることができました。卒業児の小学生や姉妹園の子ども達も大勢来てくれて、ちょっとした同窓会のような役割をプレイミュージアムが担っているように感じます。
地域の公民館文化祭と同日に、子どもための文化祭という位置づけではじめた『まんまるプレイミュージアム』。秋を彩る地域の行事としてしっかりと太い根を張り、育ってくれているように思います。今後もこうした行事をとおして子ども達が育つ環境や保育実践の意義を地域の方にお伝えしていきたいと思います。ありがとうございました。




