2025.07.10
7月2日(水)、4・5歳児クラスが倉敷科学センターに遠足に行きました。今回の遠足のねらいは以下の通りです。〇星や宇宙の美しさや神秘さを感じる中で、七夕伝説や星座について理解を深める。〇科学的な遊びを楽しむ中で不思議さや面白さを感じ、友だちや保育者と共有する。〇昔の人々の暮らしや文化に触れ、興味関心をもつ。
到着後、真っ先に向かったのは子ども達が最も楽しみにしていたプラネタリウム。直径21mの大型のプラネタリウムは大迫力!さらにプラネタリウムは国内最高水準の光学式プラネタリウム投映機ケイロンⅢ・ハイブリッド(画像:倉敷科学センターHP(https://kurakagaku.jp/)より)です。
そして、この日はなんと貸切!贅沢過ぎる空間で天文の専門解説者による当日の晩夜を彩る星空や星座の肉声解説、そして七夕のお話を鑑賞させていただきました。あまりの迫力と美しさ、そして滑らかに画面(夜景)が動く度に、子ども達の方から「わぁ~」と、自然と拍手が起こりました。
次に、科学センターの先生による科学実験ショーを見せていただきました。牛乳パックやスーパーボールなど身近な材料を使った実験も多かったので、子ども達も次の展開を予測しながら楽しんで参加することができました。中でも最後の巨大な空気砲は圧巻の大迫力で、子ども達も知的好奇心をキラキラさせながら科学の不思議を感じていました。
科学実験の後、5歳児クラスは同センター内の科学展示室、4歳児クラスは隣接する埋蔵文化財センターに移動してそれぞれに見学させていただきました。埋蔵文化財センターは平成5年に開館した施設で、土器等の出土品の展示物がたくさんあります。子ども達は竪穴式住居など、現代の生活様式との違いに驚きながら、展示物を見学したり、体験コーナーでは実際に触ってみたりしながら昔の人々の生活に思いを巡らせました。
5歳児クラスは、1階の展示室では色々な科学的な遊びコーナーでセンターの先生たちに使い方や遊び方を教わりながら友達や先生と思い思いの遊びを楽しみ、2階では、宇宙(太陽系)の大きさと、その中にある奇跡の星『地球』の不思議な関係を知り、宇宙への興味関心が益々高まったようです。
その後、2クラスは合流して科学センター内の部屋をお借りして給食室で1つ1つ握ってもらったおにぎりを食べ、バスで帰園しました。今回の遠足では、引率補助員として2名の保護者の方にも参加していただきました。こうした機会に園の保育方針であったり、保育者の配慮や声掛けなどを知っていただくことで園の保育理解がより深まる機会にも繋がったように思います。お忙しい中調整していただきましてありがとうございました。
さて、あっという間に梅雨が明け、まもなくセミの大合唱がはじまりそうです。これからも子ども達の知的好奇心をくすぐる様々な体験を準備していき、一緒にワクワクした夏を過ごしていきたいと思います。