2025.04.21
『春爛漫』とは、春の花が咲き乱れ、見仮に満ちた様子を表す言葉だそうです。先週から急に温かくなり、この日も日中は暑すぎるほどの良い天気。そんな日の朝、園庭に出てみると、先週まではなかった風景が広がっていたので紹介します。
園庭のハナミズキやアオダモが美しい花を咲かせてくれています。また、花が散りかけて、代わりに緑の生き生きとした葉がついた桜も美しいですね。そして、下に目を向けると、色とりどりの花が咲き誇って子ども達の目を楽しませてくれています。これから益々色水遊びも盛り上がりそうな予感…。
続いて第2園庭に行ってみると、昨年枯れたと思っていたブルーベリーが見事に復活を遂げ、秋に収穫した藍のプランターから、残っていた種が発芽して新しい芽がピンと立っていました。植物の生命力の逞しさにはいつも驚かされます。
さらに笹ヶ瀬川まで足を伸ばしてみると、「ホーホケキョ!」ウグイスの元気な鳴き声が響き渡っていました。そういえば、先日の自然保護センター遠足の時にセンター職員の阪田先生が今の時期は鳥さんたちは求婚活動が忙しいですよ、と言われていたことを思い出しました。今更ながら春は生きるエネルギーに満ちた季節であることを実感します。
園では子ども達がようやく新しいクラスでの生活にも慣れてきて、4・5歳児は遠方への遠足も経験して集団行動やきまりを守ることの大切さも理解しつつあるようです。春は生命の輝きに満ちた季節、園庭の自然環境はもちろん、美しい春の笹ヶ瀬川も子ども達と一緒に楽しんでいきたいと思います。