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2025.04.11

晴れ時々笹ヶ瀬川

4月11日(金)今日は雨がしとしと降る朝でした。そんな中でも、子ども達は嬉しそうに傘をさして登園してきます。大人であればつい(雨のせいで)桜の花びらが落ちてしまうなぁ…、肌寒いなぁ…とか、雨をマイナスに捉えてしまいますが、子ども達にとってはその雨も楽しい環境の一つなのでしょうね。

そんなことを考えている間に、いつの間にか雨も上がり、園庭に温かい陽が差し込んできました。瞬く間にいいお天気になったので、もしかしたら笹ヶ瀬川に散歩に行けるかも…と思い、下見に行くことに…(時間的に難しくて結局行けなかったんですが)。

雨上がりの春の笹ヶ瀬川はいつも以上に生命力に溢れていて、所々でとてもいい匂いがします。写真はありませんが、モンシロチョウやキチョウ、シジミチョウなど、この日はたくさん見つけることができました。今回は下見の中で見つけた春の芽吹きを紹介したいと思います。

笹ヶ瀬川で見つけた植物の中には外来種であったり、弱毒性のものであったりと、必ずしも歓迎される植物ばかりではありませんが、一つ一つから逞しく生きるエネルギーを感じます。

こちらは子ども達が大好きなタンポポとスイバです。スイバは時期的に子どもサイズだったので試食は次回のお楽しみにしました。このタンポポも外来種のもの…ホント強い。

こちらはカラスノエンドウとヨモギ、どちらも子ども達が大好きな植物です。カラスノエンドウにはもうじきテントウムシが集まり、ヨモギは積んで帰ればパンやパンケーキの食材の他、草木染めにもつかえる万能植物です。そして、桜の花びらが落ちた川を橋の上から覗いてみると気持ちよさそうにカモやオバタンがスイスイ泳いでいました。

これからぐんぐん気温があがると、景色は一気に春色(若草色)に変容します。今年度も子ども達と笹ヶ瀬川の四季を通じて色々な植物やそこに集まる生き物たちとの出会いを楽しみ、原体験をとおして心豊かに感性を育んでほしいと思います。

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