2025.03.29
3月29日(土)、園庭の桜の花が開き始めたこの日は朝から陽が差し込み、風も穏やかなとても気持ちのいい最高のお天気でした。そんな中、5歳児クラス25名の子ども達が園生活最後の年中行事『卒業式』に臨みました。
「おはようございます!」お家の人とピカピカの笑顔で登園してくる子ども達。受付で職員にお花をつけてもらって準備万端。卒業証書授与では、皆とても堂々と胸を張り、真っ直ぐ前を向いて証書を受け取り、会場におられる全員から温かい拍手でお祝いしていただきました。その後の壇上の人のお話を聞く姿勢も凛としていて『聴く力』が育ったことを改めて実感しました。
その後、ひな壇に上がった子ども達は気持ちを込めて季節毎に年長クラスの1年間を言葉で振り返り、大好きな歌と美しい歌声を会場いっぱい響かせました。歌を聴きながら、色々なことを思い返されたのか、思わず感動で涙ぐむ方もおられました。
子ども時代に色々な人から大切にされ、認められた子どもは、物事を前向きにとらえることができ、ありのままの自分に対して『自信や価値』を感じることができます。 そして、大人になっても、同じように家族や友人を大切にするので、周りに必要な人物として認識され、社会の中で良好な人間関係を築くことができるそうです。
子ども達は、長い園生活の中で個人としてはもちろん、集団としても大きな成長を遂げました。小学校では、何か夢中になれるものを見つけて、心に夢を抱き、同じ夢をもった仲間と出会い、その夢の実現に向けて最後まで挑戦し、成し遂げる経験を積み重ねていってほしいと思います。、また、保護者の皆様には、引き続き安心基地として、どんな時もそっとお子さんの背中を支えてあげてください。よろしくお願いいたします。最後に、年長児クラスの皆さん、ご卒業おめでとうございます。小学校に入学したらピカピカのランドセルを背負って園に遊びにきてくださいね。待っています。