2024.10.24
10月4日・18日の2日間、元小学校教諭で現在は県内外の保育者養成校で講師をされている若林真由美先生を講師にお招きして、身体表現の園内研修を行いました。
最初は 2人組になって互いの体をほぐし合ったり、音楽に合わせて全員で列車になって動いたり、人の動きを全員で真似たりすることを楽しみました。どれもよく見て、よく聞いて、自分の頭の中で動きをイメージすることが求められますね。
次に、身近な素材である新聞紙を使っての表現遊び。広げた新聞紙を体に付けて落とさないように動いたり、新聞紙を使って『しんぶんしマン』を作り、2人組で1人がしんぶんしマンを操り、もう一人はその動きを模倣したりする遊びを楽しみました。最初から最後までしんぶんしマンに操られている感覚がとても新鮮で面白いです。
また、最後に動画(子ども達が新聞紙で遊んでいるようす)を観て、考察したりすることで、その活動の意義や表現の可能性を再確認することができました。
我々にとってすごく身近な新聞紙という素材を擬人化し、紙ならではの質感を使った多様な動きを人間の体を使って表現してみると、日頃とは違った動きの面白さを感じると共に、客観視することで観察力や洞察力も養われます。また、自分以外の他者に触れて身体をほぐしたり、多彩な表現を楽しむことで、職員間のコミュニケーションの向上にも繋がることを実感しました。
今後も園が大切にしている3つの柱『体づくり・自然体験・表現活動』について実践的に学べる研修の機会を積極的に作って日頃の保育に生かしていきたいと思います。若林先生、素敵な学びの機会をありがとうございました。