blog

  1. ホーム
  2. まんまるこども園ブログ
  3. 朗読劇のすすめ

2024.09.26

朗読劇のすすめ

今回は園で行っている保育実践の提案です。本園では、毎月の誕生会に、職員からのプレゼントとして、幼児を対象に朗読劇を年に複数回行っています。9月の誕生会では「おまえうまそうだね~さよならウマソウ~」(作絵 宮西達也)を行いました。今年6月の誕生会でも「おまえうまそうだな」の朗読劇を行っており、今回はその続編(20年後の世界)になります。

朗読劇を取り入れた理由は、幼児期に、この朗読劇をとおして、子ども達に『聞く力』と『イメージする力』の両方を高めてほしいと思ったことです。また朗読劇は、保育者にとっても台本を持って演じるので精神的な負担も少なく、動きも敢えて最小限に留めていることから、普段忙しくてまとまった練習時間を確保しにくい保育職にとってとても理にかなった表現方法であると感じます。

上演中、最初は演者(保育者)の表情や声につぶさに反応していた子ども達も、徐々に物語の世界に引き込まれていき、クライマックスでは感動のあまり涙する子も…。会を重ねる度に子ども達の表情も目に見えて豊かに変化していくので、演じる側も思わず声に力が入ります。声だけでなんて難しそう…と思われるかもしれませんが、子ども達の新しい一面を引き出す可能性を秘めた朗読劇をぜひ保育現場で取り入れてみては如何でしょうか。楽しいですよ!

ページの先頭へ