2024.09.06
4歳児クラスの子ども達は、虫が大好きです。夏はカブトムシやクワガタムシを飼育し、近頃はコオロギやキリギリスなどの鳴き声も身近で聞くことができ、興味をもっています。そこで、6月以来となる笹ヶ瀬川の土手への散策に出かけることにしました。
出発する前に子ども達にどんな生き物に出会えそうかを尋ねると、「バッタがいると思う」「ショウリョウバッタとかかな」「トンボもいるよ」などの声が挙がり、期待が高まっていました。どんな生き物が待っているのか楽しみにしながら、いざ出発!
土手に着いて草原に足を踏み入れると、バッタが羽を広げて飛び出し、「あっちに飛んだよ!」「網持ってきて!」「こっちに大きいのがいるよ!」など、友達と協力して捕まえたり、保育者と一緒に捕まえたり、中には素手で捕まえることができた子もいました。捕まえたのはショウリョウバッタ、トノサマバッタ、キリギリス類、ウスバキトンボ、カメムシ、さらにはチョウセンカマキリでした。
6月の時は小さな小さな姿だったバッタたちが、大きな姿になり羽を使って飛び回ることができるようになっていた変化を感じ取ることができたようです。また、虫を捕まえたり、それを見せ合ったりする喜びを感じたようです。
姿は見えないけれどコオロギやスズムシの虫の音色にも注目をしました。たくさんの虫の鳴き声が聞こえる秋本番。ワンダーパワー(五感+心)を使って自然の美しさや不思議さにこれからも触れていきたいと思います。