2024.08.17
朝夕が涼しくなってきたとはいえ、日中は西日本でも連日35℃を超える日が続いており、暑いというよりも痛い暑さになっています。 そんな中、園ではプール活動以外にも子ども達が少しでも涼を感じられたらと、年齢発達に応じて工夫を凝らした保育を行っています。今日はその一部をご紹介します。
0歳児クラスは、トマトをミキサーにかけて凍らせた氷遊び。子ども達はツルツルとした感触のトマト氷を鼻に近づけて匂いを嗅いだり、スプーンですくったり、容器に入れたり…。また、トマトの濃度が高い氷はシャリシャリ感触…子ども達はトマトなのか氷なのか分からない物体に不思議そうな表情を浮かべたり、割ろうとしたりと、身近な野菜を使った色々な氷の感触や色に触れて遊びました。
1歳児クラスは、キッチンペーパーや絵の具を使ったかき氷作り。真っ白なかき氷に イチゴ、メロン、レモン、ブルーハワイの中から自分で好きなシロップ(絵の具)をかけて、完成後は皆で食べる真似をして楽しみました。『このシロップがいい』『もっとかけたい』など、自分の意思や思いをちゃんと他者に伝えたり、選んだりできる姿も見られています。
2歳児クラスは、アサガオやパールカラーの千代紙を使った氷遊び。アサガオを中に入れて凍らせたアイスクリーム型の氷や、千代紙を混ぜて凍らせたキラキラとした宝石のような氷、星や貝殻の玩具をお宝に見立てて凍らせた氷など、様々な色や形の氷に触って楽しみました。アイスクリームを食べる真似っこをしたり、氷が溶けていくようすを見て「ちっちゃくなってきた!」「こんな形になってきた!」と不思議な発見をしたりして、氷に夢中になって遊ぶ姿が見られています。
また、8月に入ってから3回に分けて進めてきたお化けのお面づくり。最終のこの日は、目や口を糊付け…目玉の数は1~3個の中から好きな数を選んで付けました。「みてみて、1つ目だよ~」「3つ付けたよ!」とおばけを見せ合ったり「おばけよ~!」と驚かせたりする姿が見られました。表情の異なる可愛らしいお化けのお面が完成です。
そんなまんまる園では8月下旬に園内で子ども達の夏祭りを行います。子ども達が全力で夏を楽しみ、自分たちで行事を創り上げていく経験をとおして、この国の美しい文化や伝統に触れる機会になればと思います。