2020.04.14
4月11日(土)に卒業児と職員を対象とした笹ヶ瀬川プロジェクトを行いました。講師は勿論、岡山県環境学習センターアスエコ所長の山田哲弘先生です。山田先生には大変厳しい状況の中、本プロジェクトの立案・実施にご協力いただき、本当にありがとうございました。
先日入学式を終え、小学生になったばかりの卒業児16名がまんまるこども園に集合し、プロジェクトがスタート。お馴染みの笹ヶ瀬川に到着後、皆でスイバをガジガジかじったり、セイヨウタンポポとカンサイタンポポの違いを確認したり、モンシロチョウやヤモトシジミを追いかけたり、テントウムシやカナヘビを見つけたりと、あっという間の2時間でした。その間、山田先生が終始子ども達に伝え続けた言葉は『ワンダーパワー』、つまり5感を使ってワクワクドキドキを楽しむ力です。
子ども達の生き物を発見した時の自信に満ち溢れた顔、興味の広がり、意欲の継続、それらを文字や絵や言葉で表現する力、それら全てが大きく育ったように感じられ、とても嬉しい気持ちになりました。「センス・オブ・ワンダー」の著者レイチェル・カーソンは著書の中で『世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー」を授けてほしい』と記しています。子ども達の心の中にあるワンダーパワーがこれからも伸び伸びと豊かに育っていくことを願っています。
注)本プロジェクトは新型コロナウイルス感染症を考慮し、内容を一部変更して実施しました。保護者の皆さまにはご理解・ご協力いただきありがとうございました。