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2024.08.09

呼吸をコントロールしながら浮いて進む水泳を目指して

8月8日、4・5歳児クラスのプール自由参観を行いました。当日は 朝から容赦なく太陽光がプールに照りつけ、 参観に来られた保護者の方々が心配になる程の暑さ、一方子ども達には、これ以上ない程の気持ちの良い朝となりました。

4歳児クラスから参観がスタート。4歳児クラスの目標は『大きな泳ぎでグライドキックに挑戦!』。水慣れの後、これまで取り組んできた顔つけやバブリング、伏し浮きや蹴伸び、そして最近特に頑張っている壁支持キックとグライドキック(面かぶりキック)に挑戦しました。

園のプールは縦が3.32m、横が8.45m(※いずれも内寸)あり、組立式プールとしては最大です。最後に、子ども達はその8.45mを2人ずつグライドキックで泳ぎました。中には端から端まで泳ぎ切ってしまう子や、その日はじめて浮くことができた子も!

そして次は5歳児クラス。5歳児クラスの目標は『全員でノーブレスクロール完泳!』。まず水慣れと顔つけ、次に手足が真っすぐ伸びた正しい伏し浮きと勢いのある蹴伸び、力強いキック、そして、皆でグライドキックで8.45m完泳に挑戦し、ほぼ全員が一度も顔をあげることなく完泳しました。

最後は、全員で目標にしてきたノーブレスクロール(8.45m)で完泳! ストロークも回を重ねる毎に左右関係なく腕が大きく回るようになり、殆どの子がクロールのメカニズムを理解しているようです。 クロールは、8.45mのコースを2人ずつ1本目は水中スタート、2本目は飛び込みから泳いで7割程が最後まで顔をあげずに泳ぐことができました。友達や保護者の方の応援も大きな頑張る力になっていました。

今年は梅雨明けが遅く、例年に比べると入水回数も少なめでしたが、特に5歳児クラスの子ども達は『みんなで目標達成!』を合言葉に頑張ってきました。園での水泳は、水の特性を身体感覚的に理解した上で水に親しむこと、そして、リラックスした状態で浮いて、自ら呼吸をコントロールしながら水の中で自在に泳ぐことを目指しています。

今まさに日本ではパリオリンピックが連日大いに盛り上がっています。数年後、園のプールで泳ぐことが大好きになった子ども達の中から世界を驚かせるようなスイマーが出てきたら…夢は尽きることはありません。暑い夏はまだ続きますが、これからも子ども達と一緒にこの夏を楽しく過ごしていきたいと思います。平日の暑い中、参観に来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

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