2024.05.16
5月14日(火)、3歳児クラスと4歳児クラスが池田動物園に遠足に行きました。池田動物園は岡山市北区にある県内で唯一の日本動物園水族館協会所属の動物園で、その歴史は70年以上を誇ります。また、日本初の民間経営の動物園であり、県民にとってはとても馴染み深い場所です。 それでは、今回は当日のようすをクラス別にご紹介します。
3歳児クラス… 5月14日(火)、お天気にも恵まれた絶好のこの日の遠足日和。行き先は子ども達が楽しみにしていたリニューアルしたばかりの池田動物園♪
朝、園にバスが到着すると「バスきたよー!」と嬉しそうに教えてくれた子ども達。「早く動物さんに会いたいね!」とウキウキな表情でバスに乗車していました。車内では、乗車時の約束を守りながら、朝の会で楽しみにしていることを発表したり、動物クイズを楽しんだり、「キリンさんがみたい!」「シマウマの足の模様はどうなってるのかな?」「答えは動物園に行って見てみよう!」と、期待を膨らませたりしながら行きました♪
着いて早々「この前来た時とちょっと違うよ!」と、新しくできたカフェテリアに気づいた子がいて前回とは違う雰囲気を全身に感じながら園内見学スタート♪「ガルルルル…」の声でお迎えしてくれたブチハイエナの声を皆で真似っこしたり、前来た時にはお尻しか見えなったシマウマの顔を見ることができたり…!
子どもたちが特に盛り上がった場所が、二ホンシカ、キョン、ジャージー牛のエサやりコーナー。「やってみたい!」と、しかせんべいを指先に上手に持ち、「はい、どうぞ!」とあげると、動物の生の迫力に思わず「うわあぁ!」と声が出ていましたが、「あげれたよ!」「たべてくれた!」「うしさんのベロおおきかった!」「ベロは白色だよ!」と、 目を輝かせて教えてくれ、本物の動物を間近に感じながらじっくりと観察したり、 動物園ならではの体験ができ、大喜びの子ども達でした。
園内には坂道やでこぼこ道もたくさんあり険しい道のりでしたが、どの子も園内をてくてく歩きながら、しっかりとした足取りで大好きな動物たちに会うことができ、帰りの車内で次回に期待を膨らませる声も聞かれました。
3歳児クラスの子ども達にとって、動物園は子どもたちの感性を刺激し、生き物に愛情をもって接したり、関わったりすることを通して優しい心が育まれていく素敵な場所です。今回の遠足での様々な感動体験を生かして、今後の表現活動や造形活動にも繋げていきたいと思います。
4歳児クラス… 今日は待ちに待った池田動物園遠足。車内では、どんな動物に会いたいか発表したり、動物クイズをしたりしました。クイズの中には、模様クイズがあり、ツキノワグマのお腹やシマウマの足の模様など、実際に見ないと答えがわからないクイズなどもありました。
動物園に着くと本物の動物の迫力に大喜びの子ども達。前半は、色々な動物を見る中で「シカの目の中が横棒になっているよ」や「サルは足より手の方が大きいよ」などを発見し、細かい部分に興味をもってじっくりと観察する姿が見られました。また、「なんでシカの角が2本と4本で違うの?」や「角があるシカとないシカがいるの?まだ子どもなのかな?」など疑問に思ったことを友達と一緒に考える姿も見られました。
後半は、フラミンゴやシロフクロウ、インコやペンギンなどの鳥類にも興味がいっぱいの子ども達。そして、このクラスは生き物と同様に植物も大好き。園内を歩きながら色々な木の実を拾ったり、メタセコイヤなどの大木や変わった形の葉の樹木等を観察したりしました。また、園内にラクダやゾウなどの骨の標本が展示されており、「ラクダの踵ってこんなところ(膝の後ろ)にあるんだ…」、「ゾウの頭の骨って大きいね…でも、ちょっとかわいそう」などと話しながら動物の『骨』を観察しました。
今回の遠足をとおして、4歳児クラスは3歳児クラスとはまた違った少し科学的な視点で園内をじっくりと観て回ることができ、生命にも触れることができたように思います。そして、園内を安全に歩くという点においても、健脚な子ども達は多少の凸凹や坂道も気にすることなく園内を歩き続け、行く先々で友達とこれまでとは違った視点で池田動物園をまさしく全身とワンダーパワーで楽しむ姿が見られました。
両クラスでしっかり動物園を満喫した後は、当日の朝、給食先生が作ってくれたジャムサンドをペロリ♪楽しかった動物園の思い出と共に小腹も満たして無事園に帰ることができました。さて、次はどのクラスとどこに新しい感動を見つけにいこうかな。