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2024.05.10

笹プロではありませんが…

5月8日(水)、天気は曇りでしたが、朝、笹ヶ瀬川沿いを歩いてみると緑の風がとても心地よかったので、4・5歳児クラスでお散歩に出かけました。それでは5歳児クラスから…。

到着してまず5歳児の子ども達が気づいたのは匂い(鼻のワンダーパワー)。中には「レモンの匂いがする」と教えてくれる子もいました。匂いの正体はノイバラ。この時期の笹ヶ瀬川はどこを歩いてもノイバラの甘くて優しい匂いに包まれています。考えてみれば、地域でバラの匂いを嗅ぎながらお散歩が出来るなんてちょっとしたプチ贅沢ですね。他にも、一列になって歩くアリの大群や、地域の方が管理されているキンケイギクやヒルザキツキミソウ、ミニバラ、定番のヨモギやスイバ、タンポポなど、色々な春の植物を見つけたり、匂ったりしてお散歩を楽しみました。 5歳児が散歩を終えて園に帰った後、続いて4歳児クラスが笹ヶ瀬川へ…。

4歳児クラスは今写真撮影に夢中です。この日も園からカメラをもっていき、各々が見つけた植物をパシャッ!パシャッ!と撮影していました。ブログには載せていませんが、子どもの写真はどれも視点が低く、大人では決して見えない独特の世界観があって、とても楽しいので親子活動としてもお勧めです。

5月に入り、どのクラスも新しい環境にもだいぶ慣れてきました。そして5・6月は季節が春から夏に移る時…太陽の光は長い時間降り注ぎ、雨量も多いので、個人的には自然界が最も活気に満ちる時のような気がします(植物の生存競争は過酷を極めていますが…)。この生命力あふれる時期には笹ヶ瀬川プロジェクトやそれ以外にも、子ども達と園外に出かけていき、多様な自然の変化や美しさ、そして小さな命の輝きに触れていきたいと思います。

お散歩の帰り道に見つけたこのお花はニゲラという名前だそうです。とても繊細で美しい花です。

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