2024.03.01
今日から3月。園では桃の節句にちなんで『ひなまつり会』を行いました。はじめに保育者からひなまつりの由来や各クラス毎からひなまつり作品の紹介、次にひな壇の意味や役割をクイズ形式で皆で和気あいあいとした雰囲気の中、行いました。 因みに、恥ずかしながら私は3人官女の中央の官女が眉毛がなく、お歯黒の容姿をしているのが既婚者の証であることを初めて知りました。
ここで、力作ぞろいの各クラスの作品紹介をします。0歳児クラスは、手先指先を使って小麦粉粘土でひなあられ。1歳児クラスは、れんこんスタンプでちらし寿司とにじみ絵で作った着物のひな人形。2歳児クラスは、綿棒スタンプで色付けした桃の花の屏風に糊付けで千代紙やお飾りを貼りひな人形。3歳児クラスは、千代紙を自分で折ったり顔を描いたりしたひな人形。4歳児クラスは、デカルコマニーの技法でできた綺麗な着物を召した吊るし雛。5歳児クラスは、”風船はりこ”の技法で、立体ひな人形を作りました。どのクラスも活動を通してひなまつりの行事に興味や関心をもつことができたようです。
次に、日本には昔から紙で作った”人がた”に身のけがれをうつし、子どもの身代わりとして水辺に流すという『流し雛』という風習があります。そこで、今回は保育者から流し雛をパネルシアターを使って分かり易く紹介しました。子どもの健やかな成長と健康を祈る願いは、昔も今も変わりませんね。
最後は、 みんなで「うれしいひなまつり」を歌い、楽しい3月3日を迎えましょう、とお話しました。そして、今日の給食やおやつは、ひなまつり特別メニュー!「桃の花だー!」「おいしいね」と大喜びの子どもたちでした。心も身体もぽかぽか温まる、そんなひなまつり会になりました。
最後に、ここ数日の温かい陽気とまとまった雨で、まんまる園の園庭に春がいっぱい届いています。子ども達は目線が低いので、我々よりもはるかに発見上手!いつも「先生、このちゅーりっぷ大きくなってる!もう咲きそう!」「あっ!(今日は)ピンクのお花が咲いてるよ!」など、戸外に出る度に新しい発見を楽しみ、教えてくれています。