2019.11.29
３年目が終結を迎えようとしている笹ヶ瀬川プロジェクト。11月26日（火）にその集大成の第１弾として５歳児と４歳児合同で笹ヶ瀬川プロジェクトを行いました。５歳児は年長児として、これまでてっちゃん（山田）先生と遊び、学んできた笹ヶ瀬川の自然を４歳児に「伝える」ことを意識して参加しました。そのため５歳児の子ども達は、クラスで話し合った結果、前日に４歳児が笹ヶ瀬川の自然物を楽しく探すことができるようにオリジナルのビンゴカードを作りました。当日、さらに山田先生からも「今日は（５歳児クラスのみんなは）一人一人がてっちゃん先生になって教えてあげてね！」と言葉をかけてもらってさらにモチベーションアップ！笹ヶ瀬川に着くと５歳児は４歳児のペアの子を連れて、優しくリードしてあげていました。また、これまでの笹ヶ瀬川プロジェクトでの遊びを思い返すような話し声や、小さな虫の目線になり、心を同化させたような声も聞かれました。さらにビンゴカードにはなかったコカマキリ、キリギリス、カナヘビなども大発見でき大喜びでした。
ナンキンハゼの紅葉が見ごろを迎え、真っ白なオギの穂が美しく咲き誇る秋の晴れ空の下、虫や植物、友達に思いを寄せて愉しんだ笹ヶ瀬川の景色は子ども達の『心の原風景』となったのではないかと思います。
