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2023.11.02

りんごとおいものジャム作り

 園でそだった、ヒメリンゴとサツマイモ。その2つを使ったジャム作りを行いました。

ヒメリンゴは去年の卒園児が記念樹として植えてくれたものです。夏ごろから実をつけ始め、10月半ばには真っ赤なリンゴになりました。日々観察しながら、食べられるのを今か今かと待っていた子ども達。収穫は5歳児にしてもらい、その後は香りや色も見て感じて楽しみました。ヒメリンゴだけでは数も少ない(といっても30個程収穫できました)ので、大きなリンゴも一緒にコトコト煮込むこと30分。「りんごのあまいにおいだ」「すっぱいにおいもする」「トロトロにとけてる」「おいしそ~」お鍋の中で変化するりんごのようすに待ちきれないようすの子ども達。

一方、今年園庭で育てたおいもは安納芋と鳴門金時の二種類。2歳児から4歳児の子ども達が苗植えから水やりまでしっかりお世話したサツマイモ。種類が違うと、葉の色やイモの形が違うことや、(切ってみると)中の色も違う色だと気づきました。安納芋の中が黄金色だったことに「うわーきれい」「かぼちゃみたいだ」感動したようすの子ども達。

おいものジャムは4歳児が中心となって作ってくれました。少し固めででしたが、しっかりと包丁を握りザクザク切ってくれました。 ぐつぐつおいもを茹でていると、ほんわかと匂いが漂ってきて「おいものいいにおい~」「もーおいしそう」「あまいにおいがたくさんする!」湯気にはおいもの香りが満載で、子ども達の五感を刺激します。

この日のおやつは”まんまるロール”。ほぼ全クラスの子ども達が”リンゴとおいものジャム”をパンに塗ったり、はさんだりしていただきました。どのクラスの子ども達も、ジャムのようなとろける笑顔でパクパク完食していました。殆ど砂糖など加えず作った自然の味は、香りや触感とともに記憶に残るものになったと思います。

ヒメリンゴの実をつかった食育実践はまだはじまったばかり‥‥。これからも、まんまる園の秋の味覚として、しっかりと根づいてくれることと思います。卒業生の皆さん、ありがとうございました。

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