2023.08.25
夏休みも終盤、先日の台風以降、岡山では暑さも心なしか和らいできたように思います。
そんな中、くらしき作陽大学子ども教育学部附属児童文化部 ぱれっとさんが2年ぶり認定こども園の方に来てくださり、遊戯室で人形劇の公演をしてくださいました。まんまる園からは年長組が参加しました。
内容は、歌遊び、パネルシアター「ねこのおいしゃさん」、「ふしぎなたまご」、人形劇『おすわりくまちゃん』です。中でも『おすまりくまちゃん(無声劇)』は、私が何年も前に、はじめて同作品を観て、これまで経験したことのない感動を憶えた特別な作品です。
子ども達は、歌遊びでは、学生たちのテンポの良い掛け声と楽器演奏に引き込まれ、パネルシアターや人形劇では、学生さんの発する言葉や豊かな表情に夢中になって物語の世界に没入していました。特に人形劇では、くまちゃんの気持ちになりきって、寂しさや優しさ、そして皆で過ごすことの嬉しさや心地良さを味わうことが出来たように思います。
ぱれっとは 、2008年8月から活動し、公演回数は640回(2023年5月現在)に及ぶ学生劇団です。岡山に限らず、全国の様々な園で子ども達に本物の感動を届けることを目指し、また所属する学生は皆、将来保育専門職を志す方ばかりです。今後もこうした地元の教育機関と連携しながら、生の舞台鑑賞を通して、 人の表情や感情表現に触れたり、演じる人の思いに触れたりしながら、子どもの心を豊かに育んでいきたいと思います。
最後に、子ども達から、ぱれっとの学生の皆さんに、感謝の気持ちを込めて、歌のプレゼントをしました。子どもの純粋な歌声に感動して思わず涙ぐむ学生さんの姿も…、その美しい心で素敵な保育者になってほしいと思います。
子ども達に素敵な人形劇や遊びを届けてくださったぱれっとの皆様、本当にありがとうございました。