2023.06.20
５歳児クラスの子ども達にとって初めての笹ヶ瀬川プロジェクトmix。5歳児クラスの子ども達は、年下のお友たちに笹ヶ瀬川のことを教えてあげよう！と張り切り、前日には現地に下見に行って、４歳児クラスの子どもたちに見せてあげたい景色や物を自分で写真に撮りました。
当日は５歳児と４歳児でペアを作り、手をつないで笹ヶ瀬川へ。最初に探したのは、「ナワシロイチゴ」というキイチゴの仲間です。以前のプロジェクトで食べていたり、これを使ったジャムを食べていたり、子ども達にはとても親しみのある果実です。生のナワシロイチゴを水で洗って食べると、「美味しい！」「ジャムより少し酸っぱい！」という声が聞かれました。「もう一回ちょうだい。」とおかわりのリクエストをする子もいましたよ。
次に、５歳児が作ったカードを使って、ペアの4歳児と生き物探しをしました。 その後もバッタの赤ちゃんやダンゴムシ、カタツムリ、ハサミムシ、さらにはカナヘビも捕まえることができました！バッタやカナヘビは、園に持ち帰って飼育することに…。
帰園後、職員によるまとめの絵本の読み聞かせをしました。今回は、たくさん捕まえることができたバッタにちなんで『うまれたよ バッタ』を読みました。赤ちゃんバッタの成長への興味・関心や、お世話への自覚が芽生えたようでした。
その後、５歳児の子どもたちは、カードに今日見つけたものを描いて４歳児のペアのお友達にプレゼント。ペア同士で一緒に見て、にっこりと笑い合う姿が印象的でした。 ４歳児は、もらったカードの裏に自分で見つけたものを描き、それを５歳児のペアに披露して、「すごいね！」と喜んでもらうことができました。
終了後は「またねー！」「今度一緒に遊ぼう！」など、言葉を交わす姿が見られ、笹ヶ瀬川プロジェクトを通して異年齢の結びつきがさらに深まったことをうれしく思いました。今後も笹ヶ瀬川の身近な自然を軸に、異年齢交流を深めていきたいと思います。
